屯田物語

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能取湖のサンゴソウと湖岸に咲く花たち

2005年09月19日 | 
キムアネップ岬から能取湖へ向う。
卯原内の群生地に程近い駐車場から、サンゴソウを眺めました。
色が薄くなっているところは、塩害で枯れたあとのよう。。
1991年以前にあった大群落は海水が侵入したので消滅したとのことです。



サンゴソウ(アツケシソウ)、
厚岸で発見されたのでアッケシソウともいう。
小さい花が三個づつ集まって咲く、花弁はない。



ミヤコグサ、
ふわっとして、やわらかそうな花が印象的だね。



ハマナス、
太った蜂(ミツバチ?)が一心不乱に蜜を吸っている。



ハマニガナ、
えっ、九月なのに、まだ咲いているの、
瑞々しい花びらは、今が旬という感じ。



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4 コメント

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4つの名前 (ぶちょうほう)
2005-09-19 12:19:24
春様 こんにちわ

アカザ科アッケシソウ属の特異な植物であるアッケシソウには名前がこのほかに3つありますね。

春様が使われるサンゴソウ、そのほかにヤチサンゴ、ハママツというのもあります。

googleのヒット数では

アッケシソウで17,400、サンゴソウで520、ヤチサンゴで40、ハママツで4つでした。



お国自慢で名前を残したければアッケシソウが良さそうですが、不思議なことに瀬戸内海の岡山、香川にも隔離分布しているようですね。



色と形状から見てイメージと違わないようなネーミングならサンゴソウを採りたいですね。



ヤチサンゴなら色と形状と生育環境を思い浮かばせてくれそうですが、ヤチと浜辺はイメージがやや異なります。



ハママツは環境と形状ですが、有名な地名があり、混同しがちで、こちらはごく少数派となりました。



塩水を被る環境で生育しながら、そのバランス如何によって、生き延びたり、絶えたりするこの植物の微妙さにいろいろ考えさせられますね。



葉を持たないものの強みも弱みもそれぞれ持って生きているのですね。



環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧ⅠB類(EN):近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの・・・とされていますね。
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塩害と人害と・・ ()
2005-09-19 22:27:12
ぶちょうほうさん、こんにちは!

アツケシソウだけは知ってましたが、ヤチサンゴやハママツという呼び方も

あるのですね。

こちらでは圧倒的にサンゴソウと呼んでますね。

観光地としての名前のとおりがいいのかもしれません。

塩害は深刻だと思いますよ。

最初は一枚目の写真のとき、まだ花の季節には早いのかと思いましたが、

これはきっと塩害によるものだと思います。

あと、卯原内の群生地塩害だけでなく、観光客増加によると思われる人害?

もみられました。





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写真としておもしろい ()
2005-09-19 23:44:46
春さま、こんばんは。

能取湖のサンゴソウは、サロマ湖ほどのカーペットにはなっていないようですが、

写真としては、おもしろいなあ・・と思います。

とても綺麗です。

ハマニガナ可愛いですね。
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海水の影響か・・ ()
2005-09-20 10:09:37
麻さん、こんにちは!

ここは卯原内群落地の手前になります。

色褪せているところが、海水の影響によるものだと思います。

ハマニガナ、花期は7月位なのに、ここで見られるとは不思議な感じでした。
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