大谷地は山間にできた小さな高層湿原、
コバイケソウ、エゾカンゾウ、ヒオウギアヤメの花々が濃い緑の湿原をあざやかに彩る。
コバイケソウ のかげになっているチセヌプリに雲がかかるころ、
そろそろ夕暮れも近い。
ヒオウギアヤメの向こうはエゾカンゾウかな、
背高の草が生い茂る湿原にはいりこむと、遊歩道はまるで迷路のようなって、
いまどこを歩いているのか方向がよくわからない。
遊歩道のそばにアカモノを見つける、
なんとなくユーモラスな姿で、しばらくみつめていた。
薄暗くなるとヒグマが怖い、はやく戻ろうか。
コバイケソウ、エゾカンゾウ、ヒオウギアヤメの花々が濃い緑の湿原をあざやかに彩る。
コバイケソウ のかげになっているチセヌプリに雲がかかるころ、
そろそろ夕暮れも近い。
ヒオウギアヤメの向こうはエゾカンゾウかな、
背高の草が生い茂る湿原にはいりこむと、遊歩道はまるで迷路のようなって、
いまどこを歩いているのか方向がよくわからない。
遊歩道のそばにアカモノを見つける、
なんとなくユーモラスな姿で、しばらくみつめていた。
薄暗くなるとヒグマが怖い、はやく戻ろうか。
花が美しくて、毒のあるものは随分ありますね。
フクジュソウ、シャクナゲ、トリカブト、レンゲツツジ、そしてこのコバイケイソウ。
でも、毒があるとしても、この花の清らかさは割引されるものではありませんね。
以前、山間部に住んでいた時、バイケイソウを庭に植えている方が見えました。
根に猛毒があることから、便壺のウジ殺しに使っていたそうです。
これなどは一石二鳥ですね。
コバイケイソウの株は毎年花をつけるわけではないそうです。
体力をつけ、満を侍して、花をつけるのでしょうか。
今見ている花は清楚で、ノビノビとしていますね。
ヒオウギアヤメは時季がピッタリと合い、正面の良い位置で撮れましたね。
これも明るい気持ちを分けてもらえそうです。
アカモノはいつ見ても不思議な端正さがありますね。丸っこくて、それでいてきっちりしているような、花を見て、何かほのぼのとして来ます。
コバイケソ\ウにはそういうおそろしい一面があるのですね。
湿原にすくっと立つコバイケソ\ウは見事に整然としてました。
もう少し時季が早ければたくさんの野草に合うことができます。
高台からエゾカンゾウの群生が見られますが、草木が生い茂ってそこまで到達出来ません。
原始のままの湿原、いつまでも大事にしたいですね。