九月の高島岬 2008年09月13日 | 北海道一周海岸線 祝津の高島岬・・ 北海道海岸線一周の旅から二ヶ月たつ。 岬巡りが目的なので、高島岬に寄るつもりであったが、 時間の都合で、それは叶わず、 まあ、ここは札幌から近いし、あとからきてもいいかなあ・・と思っていた。 きょうはお天気もいいし、体調も大丈夫だから、 念願の高島岬で爽やかな海の香りをいっぱいに味わってきたよ。 何艘ものヨットとゴムボートが高島岬の沖で遊んでいる。 200ミリの望遠で目いっぱいひきつけてみた。
旅のおわり 2008年07月13日 | 北海道一周海岸線 襟裳岬のエゾカンゾウ 7月1日・・ 三石~新冠~富川~苫小牧~札幌(走行距離185キロ) 三石が最後の宿泊地・・ 新冠でレコードの湯に浸かり、富川でゴボウ天蕎麦を食べ、 スタートラインの苫小牧へ、 やっと札幌へ帰れる! 「岬と花」 これが旅のテーマであります。 エゾカンゾウを追いかけているうち、いつか岬の景となってわたしの目の前に広がっておりました。 これこそ求めていた感動なのです。 北海道を一回りして、苫小牧のスタートラインへ戻ったのは7月1日午後2時22分・・ 出発してから13日目のことでした。 総走行距離は3,029キロの内、 旭川~苫小牧間や重複した走行距離を除くと約2,700キロ・・ なるべく、海岸線に近い道を走ったので、 これくらいが北海道海岸線のキロ数と考えております。 長い間、ご一緒に旅していただきありがとうございました。
襟裳岬 2008年07月12日 | 北海道一周海岸線 襟裳岬に着いたのは午後5時を過ぎていた。 襟裳岬の眺めはまことに雄大である。 岬に立って海をみつめていると、沖まで連なる岩礁の配置の美しさに打ち震えてしまうのだが・・ しかし、これを「風の館」がぶち壊してしまった。 「ナバロンの要塞」でもあるまいし、岬の岸壁を破壊して不細工な建物を作るなぞ許しがたい行為である。 神威岬は日本の未来に残したい景色に選ばれたが、 襟裳岬は「風の館」によって冒涜されてしまった。 それゆえ、岬にたつときはそんな光景をみたくないから振り返らない。 エゾカンゾウ、ハマエンドウ、ハマナスが岬を少しだけ華やかにして、 静かな襟裳の初夏である。 エソカンゾウはまだ蕾が多い。 ハマナスの茎が短く、這うように咲いていたが、 それも強い風のせいかなあ。 ハマエンドウだけみると、まだ襟裳は遅い春の最中かも・・
黄金の滝 2008年07月11日 | 北海道一周海岸線 白糠を過ぎてから道は音別共栄線へ。 昆布刈石の黄金の滝・・ 滝の落ち口に立っているが、そこはひじょうに土が脆いので、 あまり近寄ると危ないよ。。 豊北か大津か、 いま彼女は花よりも貝拾いに夢中・・ 長節湖、 お土産屋さんのシャッターはすべて下りていて、 誰もいない寂しい湖畔であった。
厚岸 2008年07月11日 | 北海道一周海岸線 6月30日・・ 厚岸~釧路~白糠~黄金の滝~豊北原生花園~長節湖~襟裳岬~三石(走行距離353キロ) 町を見渡せる丘 昨夜の夕食はカキのフルコース、久々のご馳走に満足満足。(笑) 明日は札幌へ帰れるかも・・ 白糠の恋問海岸・・ 昼食は白糠町のレストラン「ハマナス」、ちょっと贅沢してSランチ。 とても美味しいので白糠へおいでのときは寄ってみてね。 さあ、襟裳岬へ・・ぎりぎりの海岸線を走るので、どこへ寄るやら。 えっと、ここはどこの海岸だったかなあ。
原生花園あやめケ原 2008年07月10日 | 北海道一周海岸線 えっ、ここにヒグマがいたの! あまりに現実的なこわい張り紙がしてあって、あやめケ原に入るには勇気がいる。 それでも、岬までゆくと見渡す限りヒオウギアヤメが広がって、 素晴らしい眺めであった。 エゾスカシユリはほんのわずかしか見かけない。 遊歩道の柵に鉄条網が巻きつけてある。 ヒグマの侵入を防ぐためなのだろうが、 まあ、馬はのんびりと草を食べているので、近くにヒグマはいないよね。
霧多布湿原 2008年07月10日 | 北海道一周海岸線 霧多布湿原は北海道厚岸郡浜中町にある湿原である。 面積は3,168haで、釧路湿原、サロベツ原野に次いで国内3番目の広さである。 春から秋まで、さまざまな花が咲き湿原を彩り、花の湿原とも呼ばれる。 (ウィキペディアから) とても広くて、一日中歩いてもまわり切れるものではない。 黒百合を探したが、見つけたのは枯れた一輪だけ・・ ↑クシロハナシノブ ↓フタマタイチゲ
霧多布岬 2008年07月10日 | 北海道一周海岸線 落合岬に至る遊歩道は閉鎖されていた。 どうしてもゆきたかったが、遊歩道が修理中なれば仕方ない。 それでも途中で黒百合を見つけたから、まあいいか! 霧多布岬は岬を構成する台地の名称、湯沸山からとった湯沸岬もあって、 灯台の名称もそこに由来している。 しかし、一般的に霧多布岬といわれている。 多分、中国系の二人連れ、男がわたしにカメラを差し出して何事か話しかけてきた。 「・・・」 「ああ、いいですよ」 「・・・」 「じゃ、撮ります」 「・・・」 お互いに言葉はわからないが、意思は通じたので、 二人はにこにこして礼をされた。 霧多布岬は台地状になっていて、まわりは断崖絶壁・・ むき出しの岩礁が荒々しくて、それに見蕩れていると海に落っこちそうになるよ。
春国岱 2008年07月10日 | 北海道一周海岸線 風蓮湖で遠くに丹頂鶴を見つけて、みんなでワイワイガヤガヤ・・ 肉眼でもなんとか、望遠で撮りトリミングして拡大した。 6月29日・・ 風蓮湖~春国岱~落合岬~霧多布岬~霧多布湿原~原生花園あやめケ原~厚岸(走行距離144キロ) キタキツネコースでヒグマの糞があったとの張り紙がしてあった。 まず、「小鳥の小道」を散策する。 小道といっても、意外と森が深くて、 ヒグマ情報を目にしたばかりなので、いささか臆病になっている。 「あれっ、子狐だよ・・」 キタキツネに出合うことはよくあるが、 こんな森のなかで見かけるのは珍しいことである。 子狐くん、キョトンとした表情を浮かべてしばらくこちらを見ていたが、 そのまま森のなかへ消えていった。 >オホーツク海と風蓮湖の間に横たわる細長い砂州。 数千年のときをかけ堆積した3列の砂丘には、 海岸、草原、湿原、森林、干潟など多様な環境が存在する。 外国人のご夫婦とゆきあったので、 「ちわ~」と挨拶したら 「こんにちわ」と正しい日本語で返された。(笑)
花咲岬 2008年07月09日 | 北海道一周海岸線 根室の町は北方領土一色の暗い町、と勝手に想像していたが、そんなことはない。 意外とお洒落な街でもあると思った。 夕暮は近いが車石をみるため花咲岬までいくことにした。 車石・・ 天然記念物に指定されたホイールストーンとよばれる奇岩。 水中で放射状節理に溶岩が流れ、この形になったといわれる。 直径は6m、周辺には直径1~3mの車石もある。 >放射状節理とは割れた岩体が放射状になっている節理。 玄武岩質の岩石によく見られる・・ 割れ目の両側にずれがみられるものを断層 割れ目の両側にずれがみられないものを節理(ウィキペディアから)