浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

シンプル・イズ・ベスト

2005年10月06日 | こども

僕は基本的に子どもにオモチャを買わない。
僕自身があまりオモチャを買って貰った記憶が無いし、
実際に沢山オモチャがあっても、遊ぶ時間はわずかだと思うから。

にも関わらず、うちには沢山のオモチャがある。
友人がプレゼントしてくれたからだ。
もちろん有難いし、子どもも嬉しそうに遊んでいる。
しかし、友人には悪いが、そういったオモチャは見事に最初の1週間で役割を終え、オモチャ箱の中に溜っていくのである。或いはどこか見知らぬ場所へ旅立つことになる。
可哀想だが、まあ予想通りの結果である。

やっぱり大切に出来ないオモチャは与えない方が良いのでは・・・と思っている。
でも不思議と大切にするオモチャもたまに存在する。
それは何か。それは風船であったり、ペットボトルの蓋であったり、広告を丸めて作った刀(?)であったり、サッカーボールであったりするのだ。
これらは別に効果音も出さないし、光ってくれたりもしない。
ただ、それらのオモチャ(と呼ぶにはみすぼらしいが・・・)は、遊び方を限定しない。
子どもの発想で遊ぶのである。そこにはまさに「遊び」が存在するのだ。

手の込んだ素晴らしいオモチャたち(とそれを作っている人たち)には申し訳ないが、子どもはすぐに飽きる生き物らしい。
「シンプル・イズ・ベスト」単純なものでも十分に遊べるし、そっちの方が楽しそうですよ。