らんかみち

童話から老話まで

祭りに支配され続けて、この先どうなるの

2009年10月17日 | 陶芸
 文化祭に向けて大皿を挽くため、特別にミーティングルームをお借りすることに。この際だからと、ぼくに半年ほど遅れて陶芸を始めたらしい友だち呼んであげました。しかし良く聞いたら彼は電動ロクロが初めてなんだとか、そうと知ってりゃこの忙しい時期に声をかけたりしなかった。案の定、手取り足取りで教えにゃならず、自分の作品ができない!
 
 しかしぼくも最初は親切に教えてもらった(好む好まざるにかかわらず)ので、後進を指導するのにやぶさかであっては罰当たりというもの。一つ二つ作品らしき物をいっしょにこしらえてあげました。がしかし、彼の作ったものを整形して焼いてあげないといけません。余計なことかかえてもた!
 
 陶土で45cm径の皿を一つと、磁器土を初めて挽いてみました。これが難しいのなんの、手触りはつるつるして良いのですが、陶土に比べて腰が無いので手際が悪いと徳利を挽き上げるのは至難です。そこで陶土と半々で混ぜてみたところ、なんと鶴首徳利も柄こても使わず楽々挽き上げることができました(ちょっと重いけど)。
 
 これで展示用の作品ができて一安心、じゃないんです、まだ素焼き、釉かけのち本焼きという工程での失敗が待ち構えているかと思うと気が気じゃないのに、明日は別件で人身御供となってしまいますが、これもまた祭り。全てが祭りに支配されて童話を書くどころじゃないけど、この先どうなるんだろう。