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最終日のアイヌ民族博物館の写真 =2018年3月31日(3)

2018年04月03日 07時07分07秒 | つれづれ写真録
(承前)

 前項で紹介し切れなかった写真を何枚か。

 冒頭画像は、巨大なコタンコルクルの像を過ぎたあたりで、ポロト湖とチセ群を望むあたり。
 熊の像が2体立ち、阿吽の像みたいである。
(画像には右側の熊しかうつっていない)

 この熊の右手に「アイヌ民族博物館」の建物がある。




 順路が逆になってしまったけど、こちらが、門をくぐったばかりのあたり。






 アイヌ民族博物館の入り口。
 右側は併設の売店。




 園内には熊も飼われている。






 次の画像は、チセの中のいろりにつるされていた魚。
 干した魚を、煙でいぶして保存食にするとのこと。





 アイヌ民族は保存食の作り方にたけていたようで、チセの横には「プ」という保存庫をたて、その中には2年はしのげる食糧が保管されていたというからおどろく。

 ただ、畳っていうのは、どうなんでしょう。
 昔からそうだったのかな?

 窓がアルミサッシになっているのは、保存上のことだとわかるのだが…。


 一般の人が入れないチセの窓際に積んであった段ボール箱。
 気になる。
 ほんとに、くまのおやつが市販されているとは信じがたいのだが…。



 博物館の入り口。
 展示は充実していた。
 アイヌ民族が小規模ながら農耕を行っていたことや、子育てや葬儀の風習なども、興味深かった。

 パンフレットも日英中韓国語のほか、タイ語(だと思う)も備えられている。
 

 博物館やチセ群は、ポロトという湖にほど近いところに並んでいる。
 アイヌ語地名に詳しい人には説明するまでもないが、「ポロ」は「大きい」、「ト(トー)」は「湖」の意味だ。札幌の「ポロ」。洞爺湖の「トー」もおなじ語源である。

 筆者が訪れたときは、湖面は穏やかにないでいた。

 少なくともコタン側には護岸などはない。

 ものすごく心が落ち着く場所だと感じた。




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