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白老→札幌→横浜・続き(2018年3月31日その4)

2018年04月03日 19時09分25秒 | つれづれ日録
(承前)

 1時間半ほどポロトコタン(アイヌ民族博物館)を見て、札幌に戻ることにする。

 帰路は、ちょうどよい時間に「すずらん」がない。
(特急北斗は白老を通過するのだ)



 まずは白老から普通列車で苫小牧へ。
 プラットフォームから見た白老の駅舎は、なかなか古典的でいい感じ。

 ボックスシートで一緒になった、筆者よりもすこし年輩とおぼしき男性が、北海道の観光整備が遅れているという話をした。室蘭の方というが、たとえば地球岬のトイレなど、本州の観光地に比べて快適でないという。

 なるほど。


 列車は2輛編成のワンマン・ディーゼルカーで、ところどころ塗装がはげ落ちていた。
 そもそも、電化区間になぜディーゼルカーを走らせているのだろう。


 苫小牧で札幌行きの普通列車に乗り換え。
 さすがにこれは電車だった。

 南千歳で「快速エアポート」にまた乗り換え。
 2度も乗り換えるのは面倒だが、札幌に30分近く早く到着するので、これはやむを得ない。


 札幌駅に着いて、オホーツク管内津別町相生地区の道の駅で人気の「クマヤキ」の実演販売を期間限定で行っていることをふいに思い出し、買うことにする。
 1人5個限定で、10人以上の長い列ができていた。朝日新聞のY記者も並んでいた。

 1個180円。
 「あん」と「豆乳クリーム」があり、いずれもおいしい(もう1種類あったが、200個限定とのことで、とうに売り切れていた)。
 おいしいが、要するにこれは「おやき」である。
 形がカワイイ。相生地区に「シゲチャンランド」を開いているイラストレーター大西重成さんのデザインだそうだ。
シゲチャンランドは、とても楽しいところです。ぜひ一度!)

 津別は遠いので、札幌で入手できたのは良かった。


 ギャラリー大通美術館で陶芸家・相馬康宏さんの個展を見る。
 別項で紹介済み。4月1日まで。


 バスに乗っていったん帰宅。
 昼飯はクマヤキである。

 午後は所要のため、横浜に娘と行く。
 妻とせがれは一足早く横浜にいる。

 荷造りが意外と早く済んでしまったので、予定していたバスよりも1本(30分)早い便で行くことにした。
 自宅から10分余りのところに新千歳空港行きのバス停があるので、筆者は近年、快速エアポートを利用したことがほとんどない。

 停留所の近くのセブンイレブンで、100円コーヒーを買うが、機械の違うボタンを押して
「すみませ~ん、出ないんですけど」
と叫んで店員さんを呼び、恥をかいてしまった。

 ところで、30分早いバスに乗ったのは、結果として大正解だった。
 バスは30分も遅れて新千歳空港に着いたのである。
 またも、危なかった。

 午後6時発のエア・ドゥ羽田行き32便に搭乗した。


(この項続く)  


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