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釧路の夜、釧路の朝●2024年12月、釧路へ(10)

2024年12月17日 13時41分08秒 | つれづれ日録
(承前)

 ホテルは低価格チェーンらしい感じで

・先払い

・アメニティはロビーにまとめて置いてあり、必要な分だけ部屋に持っていく

・部屋に聖書、お茶セット、ホテル名の入った便せんやメモ帳は置いていない

といったあたりはどこも共通しています。

 あと2、3千円上乗せすれば釧路プリンスホテルにまた宿泊できたわけで、今回泊まったホテルが不快だったのではぜんぜんないのですが、時にはもう少しぜいたくしても許されるのかな~、などとぼんやり考えました。
 合理性の追求一辺倒だと、価格は安くなりますが、やはりどこかで、こちらの心の余裕みたいなものがそぎ落とされていくような気になるんですよね。
 
 
 晩飯は旭町のインデアンを再訪してカレーをキメるつもりでしたが、あいにく木曜は定休日。

 居酒屋にひとりで行く気分にもなれません。
 北大通のローソンで、コンビニ弁当や缶ビールなどを買いこんで、部屋に持ち帰ったのでした。

 こういうところはわれながら本当に貧乏性だよなあと思います。



 一夜明けて、12月6日です。
 
 
 ホテルから和商市場までは歩いて5分ほどあり、さてどうしたものかと思っていたら、釧路駅の構内に、イートインスペースのあるパン屋「L」を見つけて、モーニングセットを頼むことにしました。

 サンドイッチとクロワッサンに、飲み物をつけて500円。
 悪くない朝食です。

 壁際のカウンター席にすわって、そそくさと食べ終えて、バスターミナルに戻ります。
 
 
 さて、せっかく釧路に1泊したのですから、道立釧路芸術館に行かなくてはなりません。

 歩くと15分はかかります。
 若ければ徒歩を選んでいたでしょうが、バスに乗りたい気分です。
 北大通にはバス路線がいくつも走っていますが、どれに乗ったら良いのかわかりません。

 バスターミナルか駅の一角に電光掲示板を取り付けて、せめてフィッシャーマンズワーフMOO行きのバスについて
「●番乗り場から■番のバスに乗り、十字街で降りると便利です」
などと案内したら便利なのになあ。
(MOOは幣舞橋のたもとで、釧路芸術館から徒歩4分ほど)

 タクシーに流れる観光客も多そうですが、くしろバスはビジネスチャンスを逸しているような気がします。 
 
 
 どのバスに乗っていいかわからないので「たくぼく循環線」に乗りました。

 筆者ひとりを乗せて発車です。

 おなじ釧路市内のバスなのに、通学時間帯を過ぎたせいか、夕べの阿寒湖バスセンター発に最大30人が乗車していたのとはえらい違いです。
 
 
 うっかり十字街で降りそこなってしまい、バスは幣舞橋を渡って、さらに進んでいきます。

 十字街の次は、坂を上り、釧路市生涯学習センターまなぼっとも過ぎたところの「浦見2丁目」。
 バス停の前は釧路総合振興局(支庁)です。 

 こうなったら、生涯学習センターの釧路市立美術館に先に寄っていこうかとも思いましたが、同館は10時開館で、まだあいていません。

 やれやれと思いながら、いまバスで上ってきたばかりの坂道をてくてくと下って、幣舞橋をわたり、河岸をぶらぶらと歩いて芸術館へと向かいました。



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