




バスや列車の車窓から外の風景を眺めるのが好きだ。
何時間見ていても飽きない。
下から2枚目は、空知川。
滝川の少し南側で鉄橋を渡る。
明治期の小説家、国木田独歩の「空知川の岸辺」という短篇が好きなので、ついカメラを向けてしまう。
最後は、深川駅に着くたびに気になる「YES そうご電器」の看板。
そうご電器は、道内最大の家電小売りチェーンであったが、本州大手の攻勢を受けて2002年、民事再生法の適用を申請した。
(余談だが、その直前には、テレビコマーシャルに安田顕を起用していた)
ということは、この看板は10年以上も放置されていることになる。
後継のテナントが決まっていれば、新しい店の看板に置き換えられるはずだから、そうご電器の跡も10年以上そのままになっているのではないだろうか(降りて確認すればいいのだろうけど…)。
岩見沢、美唄、滝川、深川…。
空知の小都市はどこも、函館本線と国道がまっすぐ平行して走っていて、似たような町並みが多いようだ(それは、列車の窓からは分からない)。
(続く)