
(承前)
東藻琴の野外彫刻、3基目。
今回紹介する「希望」は、「風」「緑」とすこしはなれた旧村役場(いまは大空町東藻琴総合支所・町教育委員会)の前に建っている。
やはり河田卓さんの作。

若い女性が、左腕をいっぱいに天の方へと伸ばしている。
肢体はすこし背伸びしているようで、また、視線もやや上の方を向いており、全体的に、上への志向を強調したデザインになっていると思う。これまた「希望」という題にふさわしい、健康的で伸びやかな作品だ。

3点の中では最も古く、昭和57年7月に東藻琴ライオンズクラブが寄贈した。
実は、筆者が訪れたとき、周囲に繁茂した木が像の顔にかかって、鑑賞の妨げになっていた。
ちょっと枝をよけると、植物を損ねることなく、像の顔が見えるようになった。
野外彫刻は、見る人は見るけれど、大半の人の視界には入っていないのだと思った。残念な話ではあるが。
関連する記事へのリンク
河田卓「平和祈念像」
河田卓「仰げ大空」
東藻琴の野外彫刻、3基目。
今回紹介する「希望」は、「風」「緑」とすこしはなれた旧村役場(いまは大空町東藻琴総合支所・町教育委員会)の前に建っている。
やはり河田卓さんの作。

若い女性が、左腕をいっぱいに天の方へと伸ばしている。
肢体はすこし背伸びしているようで、また、視線もやや上の方を向いており、全体的に、上への志向を強調したデザインになっていると思う。これまた「希望」という題にふさわしい、健康的で伸びやかな作品だ。

3点の中では最も古く、昭和57年7月に東藻琴ライオンズクラブが寄贈した。

ちょっと枝をよけると、植物を損ねることなく、像の顔が見えるようになった。
野外彫刻は、見る人は見るけれど、大半の人の視界には入っていないのだと思った。残念な話ではあるが。
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