北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

オホーツク小さな旅(54) ・津別へ

2012年09月01日 07時51分47秒 | つれづれ日録
 昨年11月に書いた第53回「紋別で純喫茶を探せ!」以来、久しぶりのオホーツク小さな旅

 このブログでは、バスなど公共交通機関を利用した場合は「オホーツク小さな旅」、マイカーで行った場合は「オホーツクところどころ」というシリーズ名にしている。

 今回、8月21日の小旅行は、津別町営バスの北見-津別間が10月から北海道北見バスに移管される前に乗っておこう、というのが趣旨だ。




 かつて美幌-津別-北見相生を結んでいた国鉄相生線が1985年に廃止され、ふたつの代替バス路線が生まれた。
 ひとつは、これまでの北見-美幌間を延伸して、北見-美幌-津別間を走る北見バス(現北海道北見バス)の美幌・津別線。
 もうひとつは、津別町営バスの開成線である。こちらは、美幌を経由せず、開成地区を通る。
 今回は、往路に北海道北見バスを、復路に津別町営バスを利用し、さらに、津別と北見相生の間の代替バスとなる津別町営バス相生線で、相生地区の「シゲチャンランド」まで足を伸ばそうという狙いだ。

 
 行きの北海道北見バス「美幌・津別線」は、2011年1月に途中(美幌の手前)まで乗ったことがある
 順路は、ひたすら国道39号と243号を走り、脇道に入るのは美幌駅前と津別町役場ターミナルの、津別高栄団地附近の計3カ所だけだった。
 国道から脇道に入ることが多いと、地元密着の路線という感じはするが、そのぶん所要時間は余計にかかってしまう。

 バスは、北見ターミナルを午前9時20分に出発し、ひたすら一直線に北見の街中を走る。
 端野市街地を過ぎたあたりで、ようやく初めて道がカーブする。
 そして、頻繁だった乗り降りも落ち着いて(というか、大半がおりてしまい)、通過していく停留所が大半となる。

 端野町緋牛内と美幌の間の峠は、それほどの標高でもなく、ふだん走る時はべつだん意識もしないのだが、バスの車窓からあらためて附近の景色を見ると、はるばると広がる牧草地の丘陵や、刈り入れを待つ畑など、なかなかに美しい。

 バスの運転手は40代とおぼしき女性だった。
 美幌町の市街の手前から乗った3人組の老女とあいさつし、市街から乗った女性が、足が悪いとみるや、すぐに運転席から飛び出して乗降を手伝う。そして、降りる時には
「さっきの女性、●●さんの裏手に住んでる人だと思ったけどねえ」
「そっくりだったよね」
などと会話している。
 なんだか、地元にとーっても密着した路線のようである。

 しかし、筆者を除く全員が「美幌療育病院」で降車してしまった。
 午前中に美幌方面から津別に向けて用事のある人はいないのだろう。

 美幌-津別間の国道を走るのは初めて。
 広い畑作地帯だが、サンマルコの工場(コロッケを造っているのかな?)やチップ工場があったりする。

 ちょっとおどろいたことに、津別町役場のターミナルで2人が乗車してきた。
 ここが終着なのではなく、終着を含めて4個のバス停があるのだ。
 ターミナルでも運転手さんは乗ってきた老人に行き先を優しい口調で説明していた。
 

 なお「美幌・津別線」は、北見-美幌-津別は下り7本(土日6本)、上り6本(土日4本)。
 所要時間は1時間16分。1270円。
 北見-美幌は下り5本(土日2本)、上り6本(土日4本)。
 ほかに、美幌-津別に上下1本ずつがある。


 バス停は、次のとおり。

北見
北見駅
東6丁目
東9丁目
大町郵便局
野付牛公園入口
工業大学入口
柏陽高校
東8号線
東9号線
東10号線
東武
東12号線
端野農協
端野郵便局
端野公民館入口(車内アナウンスは「端野公民館」)
屯田の杜公園
東17号線
東18号線
忠志入口
端野1区
端野病院
オホーツクドライブイン
家畜市場
緋牛内
ホクレン工場
ひなみ
美野みの入口
高野第一
高野中央
安海宅前
高野第三
美禽みどり入口
グリーンタウン
美禽橋
美幌北中学校
美幌
美幌国保病院
美幌北4丁目
美幌北2丁目
美幌南3丁目
美幌療育病院
美富35線
美富37線
美富会館
上美幌
豊幌42線
豊幌43線
豊幌45線
活汲かっくみ47線
活汲48線
活汲49線
活汲
活汲第一
活汲52線
活汲54線
達美55線
達美会館
津別高栄団地
高台町
柏町1号
津別旭町
津別町役場
津別本町ほんまち
河岸 か がん公園
共和生きがいセンター
町営バス車庫



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。