GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

敷き藁

2006年08月01日 | 馬徒然
『乗馬ライフ』に堆肥の記事を書いてから、馬の身の回り品のリサイクルに関心がいくようになった。
今朝のNHK「おはよう日本」で、馬の敷き藁がマッシュルーム生産に最適、という話題がとりあげられた。東京で売られるマッシュルームの4分の1が、茨城県美浦村産なのだそうだ。敷き藁の提供はもちろん、美浦トレーニングセンター。
サラブレッドの馬房は、いつも新しい清潔な敷き藁が使われる。現役の競走馬の馬房ともなれば、なおさらだろう。いろいろな地域で、厩舎を見せてもらうが、あれだけ大量の敷き藁を使うのは、日本ではサラブレッドだけではないだろうか。日高の牧場では、掃除したばかりの馬房は、膝まで埋まるほどにふかふかで清潔な藁がいっぱい、本当に気持ちよさそうだった。
堆肥作成を目的で馬を飼うことが多かった日本では、「脚が命」のサラブレッドの扱いは例外的だといえるかもしれない。でも、ボロにしても敷き藁にしても、馬の身の回りのものが「産業廃棄物」ではなく、「有効資源」として価値が認められるのは、嬉しい限りである。
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