競馬写真家として長年一線で活躍されていた今井壽恵先生が亡くなった。急性心不全だったそうである。
つい先日、カジノドライヴが出走した「アレキサンドライトS」の日に、中山競馬場にいらしていた。カジノドライヴが出走したレースを撮影するために、4回も渡米されたとおっしゃっていた。その情熱に頭が下がった。競馬界だけでなく写真界でもトップクラスの方なのに、競馬場のカメラマン席ではいつもにこやかに挨拶してくださった。
まさか、あれからひと月もたたないうちに、このようなことがあるなんて・・・!
今井先生は、競馬が「ギャンブル」として認知されていた時代に、「競馬写真」を「作品」として明確に位置づけ、競走馬をこの上なく美しい生き物だと世に知らしめたた方だと思う。
写真集「通り過ぎるときー馬の世界を詩う」(駸々堂出版・昭和52年)は、斬新で迫力があり、「競馬」という枠を完全に超えていた。
競馬写真の先駆者であり、一時代を築かれた方だった。
謹んで、心からご冥福をお祈りします。
つい先日、カジノドライヴが出走した「アレキサンドライトS」の日に、中山競馬場にいらしていた。カジノドライヴが出走したレースを撮影するために、4回も渡米されたとおっしゃっていた。その情熱に頭が下がった。競馬界だけでなく写真界でもトップクラスの方なのに、競馬場のカメラマン席ではいつもにこやかに挨拶してくださった。
まさか、あれからひと月もたたないうちに、このようなことがあるなんて・・・!
今井先生は、競馬が「ギャンブル」として認知されていた時代に、「競馬写真」を「作品」として明確に位置づけ、競走馬をこの上なく美しい生き物だと世に知らしめたた方だと思う。
写真集「通り過ぎるときー馬の世界を詩う」(駸々堂出版・昭和52年)は、斬新で迫力があり、「競馬」という枠を完全に超えていた。
競馬写真の先駆者であり、一時代を築かれた方だった。
謹んで、心からご冥福をお祈りします。
私は19日付の新聞の記事で、先生(と呼ばせて下さい)の訃報を知りました。
つい先日、grassさんのこのブログで今井先生が今もお元気でカメラを持って闊歩されていることを読んで、嬉しく思ったところだったので、信じられない気持ちです。
優駿の今井先生の写真(毎月一枚づつ掲載されてましたね)を、いつも楽しみに観ていた私です。
ニジンスキーのダービー時の、シルクハットをかぶった人たちに囲まれた写真が大好きでした。
とても品があって、昔の絵画よりも、サラブレッドの美しさを表現されていたと思います。
そうそう、ダンスパートナーという馬がこの写真のニジンスキーにそっくりで、流石「孫」だと感じたのも懐かしい。
今井先生の「優しい」視点、私も見習って行きたいです。
先生のご冥福を謹んでお祈りします。(合掌)