GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

明治の馬

2020年06月01日 | 馬徒然
明治神宮では、鎮座百年大祭の一環で神宮外苑の聖徳記念絵画館所蔵の絵画のレプリカが展示されている。
多くは明治天皇のご公務の様子が描かれており、中には乗馬されている姿もある。
明治6年制作の「習志野之原演習行幸」には、河原毛の馬が描かれている。
サラブレッドのような馬ではなく、日本の在来馬のようだ。
明治7年制作の「御練兵」は赤坂御苑での様子が描かれているが、ここに登場する馬も薄墨色の馬。
あまり大きくないので、やはり洋種と交配する以前の日本の馬だったのかと想像する。

明治神宮に展示されていたレプリカでは馬の絵が少なかったけれども、
絵画館に展示されている実物の絵の中には、多くの馬が登場するので、馬好きには楽しい場所である。
コメント
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