GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

放牧地の蝶

2012年07月02日 | 日本の馬
与那国馬の放牧地に、本土では見たこともない蝶が舞っていた。

小さな蝶だが、羽の色が鮮やかで、与那国の空や海、草の色に負けていない。
近くに、羽が赤い蝶も飛んでいた。
羽の模様が同じなので、青いほうが雄、赤いほうが雌かなと思っていたら、
目の前でカップルが誕生した。

彼らは「アオタテハモドキ」という。
沖縄、奄美で見られるが、台湾でも多く棲息する。
図鑑で見るより、ずっと美しい蝶だ。

与那国は、日本では見られたない東南アジアからの迷蝶が多く、
そのような蝶を目当てに島を訪ねる人も少なくないそうだ。
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