馬に会いたい！

春競馬が終了して、毎週馬に会っていた生活が一変し、馬に会う機会が減った。馬の撮影も中断である。
「競走馬だけが馬ではない！」と常々思っているのに、競馬がないと気がゆるむ。つくづく、１０年以上続けている週末競馬のリズムが体に染み付いてしまったのだと思う。

生まれたときから見ている遠野の馬たちが、セリで遠野を去ってから数年、やっと競技会デビューしてくるようになった。彼らは競走馬ではなく、馬術競技やイベントに登場する。
これからは、今まで競馬中心だった生活のリズムが、少しずつ変っていくのだと思う。

高原や広い草地で自由に暮す馬たちを観察して撮影するのが一番好きである。
でも東京に住む身では、それもままならない。でも東京に住んでいるからこそできる撮影もある。
競馬であれ、競技会であれ、馬がそこにいれば、きっと新しい瞬間に出会える。

あー、馬に会いたーい！