2011年9月号
これまでのペース・内容での更新はできなくなっておりますので、ご容赦ください(参照)
なので、今後の方向性を模索するカタチで、今回書いてみようと思います。
また、毎月定期的に感想書けるかどうかも現時点では未定です。
今月の「ヘタレだったで賞」は、『わくわくワーキング』より、中野くん!
どのようにヘタレだったかは本編でご確認ください。 彼らしいっちゃ彼らしいんですが(^^;
読んでいる4コマ漫画の男性キャラクターの中でも、私はかなり好きな“キャラ”ですね。
●腐女子彷徨 (町田すみ 先生)
Y-1グランプリ佳作受賞作品がゲスト登場!
文学科の学生・さゆりさん。
彼女が憧れるのは、どこかミステリアスな美女・唐沢さん。
でもこの人、何やら仲の良さそな男性2人を見つめながら鼻血流してます・・・
そう、唐沢さんはいわゆる「腐女子」だったのです!
「ヘタレ受け」やら「酒乱年下攻め」やら私にはさっぱりの単語並べたり、
クールな表情でBL妄想しては鼻血流したり・・・
でも外見は落ち着いてるものだから、天然さゆりさんは「オトナっぽい」と憧れちゃってます。
そんな風に、凛々しくて気品があると評される唐沢さんのクールな腐女子っぷりと、
彼女にあこがれるさゆりさんの天然っぷりが面白味となっていますね(^^;
あと、さゆりさんの友人が、唐沢さんの“本性”に気付いて一歩引いた場所にいるのは、
一般読者(?)の心の声を代弁してくれているようで面白い。 イイ人っぽいですし。
わが道を往く唐沢さん。 彼女に憧れるさゆりさん。
そして、それを心配しているかのような友人さん。
3人それぞれの視線ベクトルが作り出す関係性が、なんだか楽しい。
私はBLや百合などに詳しくはないのですけども、
なぜか「BL好き」「百合好き」を描く作品には、面白さを感じることが多いです。
本作品にもそうした感じで、楽しい腐女子っぷりを見せてくれることを期待したいですね~。
●森田さんは無口 (佐野妙 先生)
TVアニメ絶好調でゲスト登場!・・・5分番組だけどね(ォィ
無口が魅力な女子高生・森田さん、友人たちとのかしましき日々。
そのかしましさに囲まれて、沈黙の少女は何を想う・・・?
ということで、まんがライフMOMOで連載中の人気作品がキター!
その優しい性格ゆえに、いろいろ考えすぎて無口になる。
そんな森田さんのひかえめな可愛らしさと、その周囲ではしゃぐ友人たちのコントラストが、
特異な“かしまし女子高生ワールド”をつくり出し、読者の心をつかみます。
今回も、「いろ辞典」なんてものを見つけて読んでみたらば、「お色気」満載で赤面沈黙。
そんな森田さんをとり囲んで、あれやこれやと語り合う友人一同という構図で、
“無口”と“かしましさ”の絶妙なバランスが楽しい雰囲気。
マキ先生の「並べ替え」は、森田さんをはじめ4人の個性をくっきり分けて、わかりやすい。
イロはイロでも、「色」に関するお話だったんですけどね(^^;
女子高生たちの醸し出す不思議な色気が感じられることも、本作品の魅力でしょうか。
アニメも放映中ですし、さらなる盛り上がりを見せてほしい4コマ漫画。
MOMOは毎月は読めていないんですけどね、今後も楽しみです!
●PaPaPaパラダイス (胡桃ちの 先生)
なんと最終回ー!?
しかも最後なのに、あずみさんもパパもいませんぞ?
代わりに登場しているのは4人家族、父・母・双子の子供たちのご一家さん。
前回、パパさんを残してみんな海外へ行ってしまうようなお話でしたけど、
そこからこんな展開に・・・!!
浜辺で遊ぶ一家の前に現れた、ナゾの「運命師」から聞かされる運命の話。
いやいや、こんなにぶっ飛んだ話で最終回とは・・・いかがなものなんでしょうか。
ファンの方には納得だったのかな?
結局、「一緒」でいられなかったあずみさんとパパさんが、
別のカタチで共にいられるようになった姿を描いたということですかね、あの2人も・・・
そして、「運命師」の正体。
途中から気づいてはいましたが、これでよかった・・・ということでしょうかね。
なんとも不思議な余韻を残してくれたラストでありました。
コミックス最終5巻は、9月発売とのこと。
やや唐突かつ意表を突かれた最後でしたが、楽しませていただきました!
他にも、『ななこまっしぐら』の夫婦2人のなにげない会話が楽しく良い感じだったり、
『お姉ちゃんが来た』の一香さんだけでなく、朋也くんの水着姿がステキだったり、
『キャバはじめました』の水着祭りが素晴らしかったり、
『チェンジアップ!』の中川くんがちょっとカワイソウかなと思ったり、
『ニワトリ様とアシ嫁な私』の“担当付き”との落差に悩むアシ嫁さんが哀しかったり、
いろいろ感想書きたい作品ばかりでしたよ!