ヤングキングアワーズ 2017年9月号より
今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら
今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●僕らはみんな河合荘 (宮原るり 先生)
麻弓さん、おこ。
ヤングキングアワーズ今月号で、表紙を飾った麻弓さん。
ちなみに表紙案は3つあったようで、宮原るり先生のツイートでも公開されてます。
そんな今回、シロさんへの理不尽な怒りがおさまらない麻弓さん。
食事時だというのに、シロさんを座布団代わりにするほどとは(^^;
しかし、そんな状況でもシロさんは、ハァハァ言ってご満悦なのだから救いようがない。
麻弓さんは怒り顔だし、他の皆は落ち着かないしで、異様な食事風景に大笑いでした!
天邪鬼というには理不尽すぎる麻弓さん。
住子さんに言われて、シロさんを解放する麻弓さんでしたが、ちょっとしたことで怒り、
とにかくシロさんに対して突っかかる姿が、ワガママ放題で可笑しかった。
親子丼を美味しそうに食べれば突き、話をしようとしても突き、話しかけるなと言って
その通りにしていれば蹴りと、何でもかんでもシロさんへの攻撃にしてしまう麻弓さん。
そんな様子を眺めながら、宇佐くんたちは「めんどくさいダダこねてる・・・」と考え、
「三十路なのに」と付け足していたのは笑゚(*゚´∀`゚)゚
シロさんが作家だったと知ってからスネている麻弓さんですけど、本人はスネてない
と強がっていて、そのあたりを認めたがっていないのは興味深い所。
ひがみだと思われていると考えていたようですし・・・
ここで、住子さんが「彩花ちゃんにはできなかったスネ方」と述べつつ、
彼女とツネコさんとの関係について言及していたのは、面白かった。
スネることも大切な時があるのかも、と感じられる一言でしたね。
ただ、麻弓さんに関して「次は心配」と言っていたのは、どういうことなのでしょうか。
スネるだけスネた後、麻弓さんに何かあるのか、気になります。
爽やかな朝・・・?
登校しようとする律さんと宇佐くんの前に、異様な光景が。
シロさんを椅子にして優雅に座る麻弓さんが愉快!
律さんたちはドン引きムードなのに、麻弓さんは爽やかというコントラスト。
詩的に「小さな秋」を見つける麻弓さんですけど、宇佐くんの下半身を指さして
下ネタにもってくあたり、彼女らしい(^^;
中学のセーラー服を律さんに着せる妄想を指摘されて、宇佐くんが「ぎく」っと
していたのは怪しかったものの、セーラー服を着る対象が律さんではなかったのは笑!
それから、お付き合いは(仮)だと麻弓さんに言われて、少し考える風だった律さん、
何を思っていたのでしょうね。
律さんと宇佐くん。
一緒に登校中の2人でしたが、宇佐くんが律さんに、読書を我慢しているでしょうと指摘。
図星だったようで、律さんは恐縮しています。
けれど、以前のように気をつかっているとかではなく、彼女だからと理由を述べていたのは、
何ともけなげで可愛らしかった・・・ 律さんも色々と考えていますよね。
けれど、宇佐くんは「だったらもっとダダこねて下さい」と言っていて、
ここでも、時にはスネることの大切さを思わせてくれました。
確かに、気が置けない関係においては、ダダをこねられる=本音で接してくれることは、
良好な関係を維持するために必要な事なのかもしれません。
麻弓さんみたくエゴ丸出しだと困るけど、ある程度は遠慮なくふるまってくれれば安心ですし、
何より、それでリラックスして喜んでくれれば、自分も嬉しいと思えるでしょうからね。
まあ、律さんがダダをこねる姿が、可愛いであろうことも重要かな(ォィ
麻弓さんとシロさんと・・・
それにしても、麻弓さんのお怒りは、どこまで続くのやら。
自分の気がすむまで、シロさんは椅子だと言っていますけど、いつ気がすむのか(^^;
ただ、シロさん自身は望むところといった風ですし、住子さんも「麻弓ちゃんは面白い」
と言っていて、いつも通りの麻弓さんであることには、安心している様子。
だからこそ、麻弓さんがこのままでいるかどうかが、これからの問題点になりそうです。
現在はスネている彼女に、どのような変化が起きるのか・・・
何かしらの不安を抱えつつも、今後も楽しみです!