五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ

2014年04月02日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2014年5月号より

 今月の『僕らはみんな河合荘』感想はこちら

 

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

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 今回は、「an extra #2」ということで、番外編! (#1は、スペシャルブックの函館編)

 天羽琴乃が、“生きていた”頃のお話になっていました。

 群像(と僧)の幼なじみにして、万年2位の彼をしのぐトップ1。

 

 ヤマトのメンタルモデル=コトノとの関連を疑うほど、よく似ている彼女ですが、

 このエピソードで出てきた琴乃さんは、ごく普通の女の子といった雰囲気。

 ただ、ノリはコトノそっくりな印象を受けるのですが、はたして・・・・・・?

 

 

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 天羽琴乃が見る夢。

 何やら、巨大な戦艦の上に現れるという、妙な夢をよく見る琴乃さん。

 読者的には、それがヤマトであろうことは察しがつくというもの。

 高所から落下しても、ふんわり着地できる不思議な夢だと

 琴乃さんは感じているようで、そこで独り言を楽しんで(?)います。

 

 が、夢に落ちる前、彼女のベッドのそばにいたのは、アドミラリティコードですよね?

 となると、やはり天羽琴乃は、“霧”と深い関連があると考えざるを得ません。

 彼女は果たして人間なのか否か? 気になる所ですが・・・・・・

 

 

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 やたらと人間くさい天羽琴乃。

 このあたりは、コトノさんも同様でしたし、まるで同一人物のようにも感じられます。

 しかし意外だったのは、群像⇒琴乃よりも、琴乃⇒群像という意識の方が大きかったこと。

 コミュニケーションをとろうとする琴乃さんに対して、群像くんはそっけない態度ばかり。

 そうした様子が、幼なじみの少年を気にかける、世話焼き少女っぽくて可愛らしかった。

 

 群像は「何でも1人でやろうとする」人間だと、琴乃さんは語っていました。

 ゆえに相手にされず、やきもきする彼女の心情は、まさに普通の女の子でしたね。

 それにしても、その感情の昂りが、まさか46㎝砲に火を噴かせるとは思わなんだ(´▽`;)

 これは、琴乃とヤマトがリンクしていることを意味しているわけで、

 琴乃=コトノの可能性が高まったと考えることもできる・・・でしょうか?

 

 

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 第4施設焼失事件、その時・・・

 本作におけるミステリーゾーンの1つ。

 この事故により、多くの人々が亡くなり、その中に琴乃も含まれていたとか。

 

 その時の状況が、少しではありますが、今回描かれていました。

 副管制室で、群像と共に対処しようと努める琴乃さん。

 しかし、もはや手の施しようがない状態。 そこで群像が手動で隔壁を閉める作業へ・・・

 といった感じでしたけど、琴乃さんは副管制室に残って、群像に指示を出すことになり、

 そのため、最後まで逃げることができずに、お亡くなりになったというのが真相のようです。

 

 ここで、取り残された琴乃を助けに行こうとする群像が、

 今までのそっけない態度から一変して、冷静さを失うほどに取り乱していたのが印象的。

 それを止める僧が、自身の顔を見せていたように思いますが、

 これで群像が止まっていたのは、なぜなのでしょうね?

 僧の顔に、何かしら過去の出来事による傷でもあるとか、そういった感じでしょうか。

 

 最後は、ドラマCD「TORIO TRIANGLE」へとつながるシーンでのシメ。

 次に「an extra #3」があるとしたら、この話になるのですかね?

 

 

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 天羽琴乃は何者なのか?

 ヤマトのメンタルモデル・コトノは、自分が天羽琴乃ではないと語っていました。

 しかし、今回の話を見るに、両者は同一、もしくはそれに近い存在だと考えられます。

 

 以前、コミックス8巻感想でも書きましたけど、

 天羽琴乃が人間かメンタルモデルかについては、双方可能性があると思われます。

 1) 人間の琴乃がヤマトのコアと協定を結んだ可能性。

 2) ヤマトのコアが赤ん坊なり子供の状態から、人間になりすましていた可能性。

 

 そして今回、

 3) 天羽琴乃は人間だったが、その意識データをヤマトのコアに移された可能性。

 というのを、私は思いついたのですが、どうでしょうね。

 つまり、人としての琴乃は亡くなったものの、意識はデータとして生き残っており、

 それがヤマトのコアに移植されている・・・というものです。

 

 夢の中へ落ちる琴乃の実体は、ベッドの上にありましたが、

 間違いなくヤマトの艦上で活動していました。

 ベッドの上にいたのは、人間の琴乃。

 ヤマトの艦上にいたのは、琴乃の意識を移されたメンタルモデルとしてのコトノ。

 なんて考えてみたのですが、考えすぎですかね。

 

 まだ確定的に語ることはできないですし、

 シンプルに琴乃=コトノというだけかもしれませんが、色々考えられるのは面白い所です。

 それにしても、第4施設焼失事件は、トップシークレットに指定されるほどの事件。

 現場では何かが起きていたはずで、それが天羽琴乃に関係する可能性もありますよね・・・

 だとすると、やはり琴乃は、ただの人間ではない方がしっくりくるかも?

 

 などなど、気になる事いっぱいの番外編でありました。

 次回はこのつづき? それとも、元に戻って対コンゴウ艦隊戦、

 もしくは第4施設焼失事件に迫るハルナ一行と、タカオの衝突だったりするのでしょうか。

 いずれにせよ、今後も楽しみです!

 

 

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 今月のアド探~!

 ようやくこのコーナーの本分=アドミラリティ・コードを探すという話題が出てきました。

 うん、ぶっちゃけ、この本分忘れてました。

 唯一の手がかりが、接触したマヤさんなのですが、彼女の話はあてにならない。 

 アメリカが揉み消してるだの、モノリスが囲む怪しい委員会だのには笑いましたが゜(*゜´∀`゜)゜

 ここから、アドミラリティ・コードを探す方向へ行くのかな?

 

 ・・・なんて感じでしたけど、

 何やら、少年画報社の公式通販サイトができたとかで、お知らせが載ってました。

 これらのグッズをアカシで作ってたんですかねえ・・・ アカシさん、大変だな。

 

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 


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