五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想

2018年04月30日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2018年5月号

 

 表紙は、試作ピザを食すちぃちゃん!
 新メニューの模索に余念がないということでしょうかね。
 他、あつみさん・さゆりさんのお姉さんコンビや、ゲスト作品も!

 

 

 今月の「ANZEN漫才で賞」は、『出没!アダチック天国』

 

 今回、ANZEN漫才みやぞんさん&あらぽんさんが登場!

 お二人とも足立区出身とのことで、足立区トークが盛り上がります。
 そんな中、ノット足立区民の緑時先生が、編集I島さんも含めた対談内容に、
 まるで異世界の話を聞いているような立場になっているのが可笑しかったり。

 また、緑時先生はANZEN漫才さんのファンという点も面白かったのですが、
 やはり足立区の実情話が、想像を超えていて楽しめましたね。

 恋愛話における「足立区民は恋愛の規模が狭い」だとか、
 彼氏とケンカしたI島さんの経験談だとか、カルチャーギャップなのか何なのか、
 足立区の「普通」に驚かされることしきりでありました。

 そうした内容が愉快でしたけど、これ、足立区の宣伝になっているのだろうか・・・
 なんて気にしつつ、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス13巻、発売中!】

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

  

 今回は、遠足でイチゴ狩り!

 入場の際、小学生料金か疑われるあつし君に笑!
 先生がきちんと対応しているのも、慣れっこといった感じでしょうかね。

 しかし、あつし君が後ろからイチゴをとってゆくと、可愛い悲鳴を上げたりするのは、
 まだまだ男性に慣れてない感があって、先生らしかったりも(^^;
 案内のお姉さんが、おっさん発言を我慢していたのも愉快。

 また、ヒナちゃんが美味しそうなイチゴを見つけても、「それはいまいち」と
 テンションの低いあつし君でしたが、面白い形のイチゴにはテンション上がるあたり、
 小学生男子っぽさあって、よかったですね。

 一方、あつみさんは、沙夜さんに誘われて「イチゴ狩り」へ。
 と言っても、スイーツコーナーでのイチゴ狩りということで、こじゃれた感じ。
 沙夜さんの発想で、美味しさ増し増しの豪華いちごスイーツが出来上がっていたのも楽し。

 などなど、イチゴ狩りでワクワクな今回でしたけど、これだけ美味しそうにイチゴを
 食べている姿を見せられると、イチゴ食べたくなってきますね・・・なんて、
 よだれを垂らしつつ、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス14巻、発売中!】

●ちぃちゃんのおしながき (大井昌和 先生)

  

 イカを侮ってはイカンです(ォィ

 おいしいものいっぱいな季節、何をおススメしていいのか分からない、ちぃちゃん。
 先生にまで相談していたのは笑いましたけど、さすがに先生も専門外ですから(^^;

 そして、三葉さんの食事に何を出そうか尋ねた所、「イカ」という答えをもらい、
 さらに「イカをバカにしちゃダメだよ」と言われて、イカ料理をおススメにしようと
 考えていたのは面白かった。

 最初、様々な種類のイカの見分けもつかないと、テンション低めの常連さんたち
 だったものの、食べるうちに「イカ優秀じゃなイカ」となっていたのもよかったですね。

 イカって地味な雰囲気ありますけど、こうして色んな料理として出されると、
 どれも美味しそうで、イカ食べたくなってきちゃいましたよ。
 そりゃ、ちぃちゃんもおススメ品をたくさん出すわけだ。

 などなど、イカづくしの今回でしたが、最後に最高の母の日プレゼントまで飛び出して、
 三葉さんも感激でしたね・・・と、母娘をあたたかく眺めつつ、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●渡くんはお姉さんたちに愛されすぎています。 (ぷらぱ 先生)

  

 長男くんの姉たちに愛されすぎる日常風景。

 【主な登場人物】
 ・音羽渡   :長男8歳(小学3年生) 3人の姉に囲まれて幸せな日々。
 ・音羽都麦  :長女24歳(幼稚園の先生) ハグ好きなのか、抱きつきたいのか。
 ・音羽杜百加 :次女19歳(大学生) 渡くんの好きなゲームを買ったり、甘々。
 ・音羽秋帆  :三女8歳(小学3年生) 渡くんと双子、ややツンながらもデレデレ。

 渡くんは、お姉ちゃんとケンカしたことないと言う弟くん。
 一緒にお風呂にまで入っているというから、なんてうらやま・・・もとい、けしからん。
 そんな彼の姉3人との生活、幸せ満載の甘々な日々を描く4コマ作品です。

 学校では、一緒に帰れないと告げに来る双子の姉・秋帆さんですけど、
 裏を返せば、いつも一緒に帰っているということで、けっこうベタベタっぽい。

 帰宅すると、次女・杜百加さんが出迎えてくれて、ゲーム買ってきたことを話すと、
 渡くんが喜んで、その顔を見て嬉しそうにするあたり、甘々です。

 また、長女・都麦さんが帰って来ると、渡くんをハグして「成長を感じる」のが面白い。
 食事の用意もしていますが、その際、渡くんのほっぺにキスしているのには驚きました。

 そんな感じで、渡くんを中心に、甘々ワールドを展開している姉3人。
 着替えを見られた秋帆さんが、責任とって結婚してもらわないとなんて言っていて、
 どうにも姉弟をこえた愛情を感じてしまう所が、面白味になっています。

 姉に愛され過ぎて危うさを覚えつつも、どこか幸福感に満たされた雰囲気が魅力的。
 ちょっとうらやましい(?)と思いつつ・・・ つづきに期待です!

 

 

【その他】

●クレオパトラな日々 (柳原満月 先生)

 何やら、女性同士で怪しい行為をしているクレオパトラさんでしたが・・・
 そこへカエサルさんが飛び込んできて驚いてましたけど、脱毛をしていたようで、
 エジプトにおける脱毛文化の片鱗を知ることができて、興味深かったですね。
 それはともかく、毛の話といえば、カエサルは頭髪の薄さで有名でして、
 そのあたりのネタが豊富だったのには、申し訳ないけど笑ってしまいました。
 「生え際が後退しているのではない」ネタは懐かしかったし、ラストは大笑゚(*゚´∀`゚)゚

 

●銀子の窓口 (唐草ミチル 先生) 

 音々子さん、己の存在意義に悩むの巻。
 完璧な窓口対応だけでなく、お客様との会話で利益を生み出す銀子さん。
 他の先輩たちも、スペイン語で対応したり、手話ができたりするのを見て、
 自分には何もないと悩みだしてしまったから、雰囲気が暗くなってしまい・・・
 といったお話でしたけど、こうした悩みをもつことは、ありがちですよね。
 でも、そこを先輩方がフォローしていたのが、爽やかに良い感じでありました。

 

●よっけ家族 (宇仁田ゆみ 先生)

 コミックス5巻は5月発売! そんな今回、健くんが友人たちとお出かけ。
 花桃町のシスコにまで自転車で行くとのことですが、けっこう遠いらしく、
 明憲くんの母上は心配しているものの、地元の人々は何も気にしていなくて面白い。
 しかも、お店自体には用事がなく、そこへ行くことや、色々と食べたりすることが
 楽しみという点が、いかにも10代男子っぽい行動で、納得してしまいましたよ。
 そして、実際そんな風に楽しんで、自転車で変える姿に、清々しいものを感じました。

 

●エデンの東北 (深谷かほる 先生) 

 コミックス14巻は5月発売! そんな今回、この世界は弱肉強食?
 さゆりさんがお父さんに、「この世界ってさ弱肉強食だよね」と言っています。
 いいことある人はいいことばかりで、苦労する人は苦労ばかり・・・なんて話に、

 何となく共鳴してしまいたくなりますが、苦労の末に“いいこと”があったと言う
 お義父さんの話が、よどんだ気持ちに少しだけ爽やかな風を吹き込むような、
 そんな雰囲気を感じられて、よかったですね。

 

●ふくよかさん (井村瑛 先生)

 今回、スポーツ大会で裏方をがんばるふくよかさん・・・と思いきや?
 事務チームは助っ人参加することになり、ふくよかさんも綱引きしたり、
 借り物競争に駆り出されたり、二人三脚をしたりと、大活躍(?)しています。
 綱引き後、綱を1人で運ぶふくよかさんに、注意してきた大河内さんですけど、
 実は心配していたことがわかって、か弱い扱いされて感激するふくよかさんが可愛い。
 そして、二人三脚で他の男性と組んだふくよかさんを気にする大河内さんに注目ですね。
 彼の方の気持ちが出てきたのは、興味深いですよ。

 


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