2018年4月号
表紙は、菜の花に囲まれるちぃちゃん!
一面、黄色に映えた風景がまぶしく、春の訪れを思わせます。
他、小坂&王嶋先生はお料理、クレオパトラ様はお風呂と、バラバラ(^^;
今月の「売りぃぃぃぃで賞」は、『ちぃちゃんのおしながき』!
今回、三葉さんがダイエット?
ということで、ソバ粉を大量に仕入れ、ソバを作ることで体を動かす
なんて考える三葉さんでしたけど、なかなか上手くいかず・・・
そこで、ちぃちゃんがさすがの腕前で、おソバを作るのですが、
「ムダムダムダムダ」言い出して、「オラオラオラ」とソバ粉を引き延ばし、
ついに「特殊能力(スタンド)使い」の称号を得ていたのは笑いました!
でもって、きちんと売り物に仕上げて、さすがソバ屋と言われていたのは愉快。
さらに、思わぬ効果でダイエットにも成功してましたし、ソバってスゴイ(ぇ
【祝・重版2本立て!】
●新婚よそじのメシ事情 (小坂俊史 先生)
コミックスが重版したとのことで、2本立て!
1本目は、山口の郷土料理・かわらそばを食べたい小坂先生。
帰省の際、食べそこなったらしく、「むしょうに食べたくなってきた」と述べてます。
そこで、王嶋先生がどのような食べ物かを聞いてますが、瓦に載せて食べるとか、
なかなか面白い料理みたいで興味を引かれますね。
さすがに瓦は使わなかったものの、聞いた話から「かわらそば」を再現。
その時、小坂先生が感じた淋しさや、奥方に対する申し訳なさには、
納得しつつ、しみじみしたものがありましたね。
けれど、王嶋先生が「おいしい」と喜び、小坂先生も嬉しそうにしたことで、
そうした申し訳なさを払拭した感覚が伝わって来て、よかった。
結婚による「家」「故郷」の混ざり合いが、郷土料理を通じて感じられる一遍。
頭のソウルフードに笑いつつも、ご夫婦、ほのぼのしたものがありましたね。
2本目は、苦手な食べ物。
小坂先生は「しいたけ」がダメらしく、食材としては優秀なのに、
料理の幅を狭めてしまっているとは、残念無念。
王嶋先生も苦手なものはあるけれど、食生活に影響が少ないものなので、
小坂先生の立場がないという点は、面白い所でした。
・・・と思っていたら、とある食べ物が食卓に出てこないことに気付いた小坂先生。
王嶋先生に尋ねた所、「食べものではないリスト」に入っているらしく、
そのことを告げる際の目つきに笑! そこまでですか~美味しいのに。
いや、あれは玉子かけで食べてみると、よろしいんじゃないでしょうかね?
ネバネバもだいぶやわらぎますし・・・ どうなんだろう。
などなど、新婚メシ事情、相変わらずではありますが、
身近な食の楽しさと難しさを感じつつ・・・ 今後も楽しみです!
【4月7日、コミックス発売・ゲスト作品】
●魔法少女サン&ムーン ~推定62歳~ (サメマチオ 先生)
魔法少女は62歳・・・!?
【主な登場人物】
・かずこ : 元魔法少女76歳。 孫の顔を見るまで生きたいと、再び魔法少女に。
・よしえ : 元魔法少女76歳。 かずこさんの願いを叶えるために付き合う。
「まんがライフWIN」にて完結! 4月7日、コミックス発売!
かつて魔法少女だったかずこさんは、ガンで余命3ヵ月。
しかし、生まれる孫の顔を見るべく、延命のために再び魔法少女に変身することに・・・
といった感じのお話で、割と哀しい背景がある作品ですね。
変身することによって、身体の時間が止まるらしく、それで命をつなぎたいと
考えているかずこさんと、それに付き合うよしえさんの日常が描かれます。
ちなみに「推定62歳」とあるのは、実際には76歳であるものの、
それまで変身して止まった時間を考えてのもののようですね。
すでに本編は完結しておりますので、今回は番外編。
変身して海で遊ぶ2人が、悲しい現状を背負っているとは感じさせない楽しさで、
まさに、こんな時がずっと続けばいいのにね、的な雰囲気を醸し出していました。
ただ、彼女たちが現在「推定62歳」であるのも未来を考えてのことで、
不老不死を望んでいるわけではないことに、やはり悲哀を覚えずにはいられません。
だから再び時間は動き出し、ガンは進行する。
有限の時を生きることに、意味を見出しながら・・・
などと考えつつ、コミックスが4月7日発売とのことで、注目です!
【その他】
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
コミックス13巻は、4月17日発売! そんな今回、沙夜さんがお泊り。
あつみさんの両親がいないとのことで、沙夜さんが泊まりに来ますが、
あつし君は少し不満顔・・・と思ったら、おやつの量を気にするとか子供(^^;
夕食も、ジャンクフード満載で、食後のおやつ付という禁断の食卓に!
そうしたお泊り模様が楽しくありつつ、食後の歯磨きでは、あつし君の子供さに
不満そうな沙夜さんだったものの、やはりカッコイイと惹かれる所が面白かった。
●晴れのちシンデレラ (宮成楽 先生)
お嬢様には未知の空間、それがコンビニ!
実は、晴さんが1度敗北を喫したとのことで、コンビニの手ごわさがわかります(ぇ
まあ「情報量が多い」のは確かにですけど、入り口の音を「トラップ」と思って
慌てるあたり、さすがに世間知らず過ぎて笑! 逃げ出す晴さんが気の毒ながら愉快。
そこで、あたる君と一緒にコンビニ探検隊となるも、挙動不審で怪しまれ・・・
るかと思いきや、ほのぼのオチになる所はさすがでしたね。
●そのアパート、座敷童子付き物件につき… (小夏ゆーた 先生)
アパート前に子供が1人・・・迷子かと思いきや?
ということで今回、陽さんの「うちの子」晴くんが登場しましたが、「うちの子」に
反応してしまう竜太郎さんが愉快(´▽`;) 親戚の子で、春休みに遊びに来てると。
沙和さんが見えるも、彼の狙いは陽さんで、竜太郎さんとライバル関係になっていて笑!
晴くんが陽さんと一緒にお風呂に入ろうとするのを、阻止しようとして大人げないし。
でも、2人で話をすることで、竜太郎さんが晴くんを認めていたのは、よかった。
●クレオパトラな日々 (柳原満月 先生)
カエサルと、図らずも一夜を過ごしてしまったクレオパトラ。
彼女が初めてだったことで動揺するカエサルが可愛いですけど、クレオパトラは
けっこう堂々としたもので、さすがといった所でしょうか・・・とはいえ、
カルミオンさんの前では甘えん坊に戻っていましたけども(´▽`;) そこも可愛い。
そして、ローマの後ろ盾を得たクレオパオラは共同統治者に返り咲き、弟くんも喜び、
一件落着・・・とはいかないでしょうね。 そんな中でも、アポロドロスには笑!
●みっちゃんとアルバート (森長あやみ 先生)
コミックス1巻は、5月発売! そんな今回、アルバートが帰れる・・・かも?
壊れた通信機をみつこさんが直してしまい、祖父さんと通信できたのですが、
この祖父さん、厳しい人(クマ?)のようで、迎えに来てくれそうになくて可笑しい。
そこで、アルバートは一計を案じ、みつこさんに殴ってもらうのですが・・・
なんて話でしたけど、妙な誤解をされて、むしろ帰還が遠ざかっていたのは愉快。
でも、通信はできる状態になったのだから、いつか帰れる日も来るのかも?ですね。