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五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想

2016年05月17日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2016年6月号

 

 表紙は、『エデンの東北』より、母子3人!
 傘や雨ガッパが梅雨を感じさせますね~。
 晴さんも、レインコートに身を包んでいます。

 
 今月~来月あたり、かなり忙しくなりそうですので、
 しばらくは、記事を短縮、まとめたカタチで書きたいと思います。
 感想を書けていない他の作品も、色々と面白かったです。

 

 今月の「ウワアアァァ!!で賞」は、『けんもほろろ』より、佐々木さん!

 

 今回のテーマは、過去未来。

 ということで、様々な過去と未来についての話が繰り広げられてますが、
 佐々木さんは「昔の失敗思い出しちゃうのやめたい・・・」と言ってます。

 「消えてしまいたくなるやつ」という表現が的確で、思い出してしまうと、
 「ウワァァ!!」となってしまうアレですね、よくわかります(ぇ

 そーゆーことを思い出すと、そのときの恥多き記憶にさいなまれて、
 居心地の悪い状態になるのだけど、行き場がないので逃げられないというね。
 佐々木さんを励まそうとした小清水さんまで、ドツボにハマってましたし(^^;

 

 

【5月17日、コミックス4巻・発売!】

●たばたちゃん派 (みずしな孝之 先生)

  

 ミヤビと遊んだり、けん玉したりするたばたちゃん。

 暖かくなってきて、ポカポカ日和。
 そこでミヤビがご機嫌らしく、なでさせてくれるというので、喜ぶたばたちゃん。
 でしたが、あっという間に至福の時間は終わりを告げ、何かを悟っていたのは愉快!

 また、ミヤビがティッシュを箱から引き抜いて遊んでいたのを、
 たばたちゃんが注意したまではよかったものの、落ちているティッシュを拾う際、
 2枚に分かれるティッシュに驚いていた所、母上に見つかって【ごかいです】とは、笑!

 そして、けん玉。
 うまく乗せられたので、母上に見てもらおうとするたばたちゃん。
 でも、転んでしまい・・・ と思ったら、【きせき】が起きていたのは可笑しかった!

 さらに、むいちゃんの前で、けん玉を披露しようとしても、うまくいかなかったり、
 ミヤビの前で成功させても、その成果を無駄にされたり、色々と面白かったですね(^^;

 などなど、たばたちゃんの何ともない日常が、楽しく描かれる本作品。
 コミックス4巻が、5月17日発売とのことで、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●図書室カイダン (淡屋ふき 先生)

  

 図書室には、不思議がいっぱい・・・?

 放課後の図書室、その奥から悲鳴が!
 駆けつけてみると、そこには倒れた先生が・・・

 しかし、委員長の実羽さんは、サスペンスドラマみたいだと喜んで、
 つきみさんは「殺すつもりはなかった」なんて言い出すし、
 倒れた先生まで死体役をこなしていたり、小芝居しているのが面白い(^^;

 唯一、那由さんだけがマトモというか、翻弄される役回りという、
 そうした図書委員の様子が、面白おかしい4コマ作品になっています。

 さらに、実羽さんとつきみさんは、怖いモノ好きで、ホラーチックな方向性で
 創作したり、飾り付けしたり、怖い本を取り寄せたりするため、
 那由さんが割を食うというから、お気の毒。

 かと思っていたら、本当にホラーな出来事が起きたりと、
 不思議な図書室風景が、楽しい(?)内容になっていましたね~。
 つづきに期待です!

 

  

【その他】

●エデンの東北 (深谷かほる 先生)

 おかーさんが家出!?

 その理由は、おとーさんが給料袋を落としてしまったため。
 ただでさえ苦しい経済事情というのに、これではたまりませんものね(^^;

 そこで、山菜を取りに出かけるおとーさんとおねーちゃん。
 おかーさんの好きな物を取って、機嫌を直してもらおうという考えのようで、
 そんな様子が、焦りもなく、のどかで楽しい雰囲気でしたね。

 まあ、おかーさんは戻って来たものの、料理するのはおかーさんなので、
 山菜のあれこれもよくわかっていない父と娘に比べると、やはりさすがだなと
 感じてしまうお話でありました。 おとーさんが愛妻家なのは間違いないですけどね。

 

●だから美代子です (むんこ 先生) 

 花丸食堂に取材!

 ということで、派手に出迎えようとする美代子さんたちだったものの、
 「いつも通りに」と頼まれて、いつも通りにしていたら「地味ですね」と
 言われていたのは理不尽すぎますわ(´▽`;)

 そんな取材風景が楽しかった一方、美代子さんの留守中にやって来た伯父さん。
 彼は「謝りたくて」と言ってましたけど、それは美代子さんが“許して”くれると
 わかっての行動であり、そのことをお義母様が看破していたのは、さすがでした。

 そして、お義母様が伯父さんに告げた言葉は、冷たいようで適切なもの。
 それが最適であることは、何となくわかりますよね。
 しみじみしつつも、食堂での楽しさが、現在の幸せを感じさせてくれました。

 

●きらきらビームプロダクション (板倉梓 先生)

 アイドルをやめるという選択肢・・・

 「からぁ~ず☆」と対バンでライブをするグループ「エレ来テル」。
 そのリーダー・こま子さんが楽屋で、アイドル辞めようと考えているようですが、
 あかねさん、好敵手の彼女が辞めるというので、かけた言葉が「お疲れさま」なのは笑!

 こま子さんはアイドルでいる自分に違和感を持っているらしく、このあたり、
 虚像・実像のギャップに、アイドル自身が悩むテーマを感じて、興味深かったりでした。
 でも、そこを叱咤してゆくあかねさんやきなこさんは、たくましさを感じさせますね。

 やる気があれば売れるわけでもない世界。
 かと言って、やる気のない人間がやっていけるほど甘くもない・・・
 そんな話にしみじみでしたけど、こま子さんが選んだ本当の自分の道には、大笑いでした!

 

●ばつ×いち (おーはしるい 先生) 

 るりるり先生に頼まれて、小説に出てきた飲み物を再現することに・・・

 由依さんは全く小説を読んでいないのでダメですが、マスターは良い読者のようで(^^;
 常連さんの作品とはいえ、少女向け小説を読み込む大人の男性って・・・
 なんてこと、私は言えない立場なので、心苦しひ(ぇ

 しかし、由依さんは19歳のギリギリ少女なのに、「恋愛モノ」を読めないとか。
 まあ、ジャンルなんて合う合わないありますからね、由依さんは時代・歴史小説好きですし。
 でも、恋愛系だって良い作品はありますし、無下にするのもどうかな~とは感じます。

 そして恒例、るりるり先生のメルヘン・フィルター!
 マスターを威圧する由依さんを眺めて、キラキラしていたのは笑!
 出来上がった作品も、見事な脳内変換されていて、もう大笑いでしたよ!!

 

●神域聖地霊場ウォーカー (カラスヤサトシ 先生)

 信州の山の中に、鯨を祠った塚があるとか・・・

 だいたい鯨塚は海辺の方にあるらしいのですが、それがなぜ山中にあるのか?
 なんて点に、興味を引かれる内容になっていましたね。

 長野県佐久市、諏訪神社の本社に鯨の宮もしくは魚の宮とよばれるものがある
 という話でしたが、それらしきものを見つけられないカラスヤ先生。
 これは一体どーゆーことなのか・・・と、気になって仕方ありませんでした。

 そこで、探し回るカラスヤ先生だったものの、手がかりが少なすぎて、
 いくつか置かれている石の祠とも、照らし合わせようがないという難しさ。
 そこから逸話をきっかけに、あれこれ考える様子が面白かったですね~。
 これぞ、まさに“伝説”といった趣で、興味深い話でしたよ。

 


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