五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2010年09月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2010年11月号

 うーん、キビシイ状況になりつつあります・・・おまけに疲れが取れない。

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 コミックス5巻、11月6日発売! 『みそララ』4巻も、10月7日発売!!

 そんな今回、「出会い」の研究にいそしむマキ。

 

 やはり「出会い」は、恋愛にとって重要な研究対象?

 「助けられるシチュ」は、女性にとってあこがれの「出会い」のカタチ・・・なのかな。

 知人(男)には、「助けるシチュ」で「出会い」を求める人間いましたけど(^∇^;

 

 ところが、今回のマキの研究が、ショッピングの前フリだったというのは興味深い。

 マキの恋愛妄想(練習)は、以前は単純に「恋に恋するあこがれ」でしかなかったものの、

 今では友人たちとのコミュニケーションツールのようなものになっている。

 

 ゆえに、あてが外れた時の落ち込みようが、際立っている印象です。

 でも、ここでのリコとのやりとりが、「親友」な感じでとてもよい。

 リコがマキに「やり直し」させたり、2人「にひひ」と笑いあうシーンとか最高じゃないですか!

 やりとりのシメに、リコのツッコミが入るのも楽しいし。

 

 

 後半は、塾にてマキとヤン話。

 なぜか勉強会に参加したがる男子ども。 やはりマキは人気者。

 

 もじもじする男子どもの雰囲気、わかるわかる。

 中学生くらいの男子って、こーゆー感じあるある。

 ゆえに中学の頃、積極系男子が恋愛面では一歩先んじることが多かった・・・気がします。

 

 そんなことはともかく、男性に免疫のないマキにとって、大勢の男子どもは恐怖の対象!

 おびえる彼女を助けたのは、“仇敵”ヤン。

 ここで、前半の話題にあった「助けられるシチュ」が再現されているのは面白い。

 ヤンはきちんと、マキが困っていることを察して助けていますね。

 

 この2人、今のところマキ⇒ヤンのカタチで、なおかつ「ちょっぴり意識」くらいのベクトル。

 ヤンはリコの方を向いているっぽい(?)ので、このあたりどーゆー関係になってゆくのか。

 今後が楽しみです!

 

 

 

●早乙女寮別館ものがたり (小谷あたる 先生)

 今回、特別2本立て!

 別館の人々を訪ね回る松子さん。

 これで初見の人も、登場人物を把握できる・・・かな?

 

 まず、ハサミを借りにあきらさんを訪ねてますけど・・・うーむ、さすがなあきらさん。

 ムダ毛処理の徹底はともかくも、なぜ「嫁入り道具」にツッコミ入れちゃいけないか、

 初見の読者さんには「?」なのではないでしょうか(^◇^;)

 

 七恵さんのお部屋は・・・まあ「魔窟」ですからねえ(´▽`;)「ますます・・・」て。

 つづいて円城寺さんの部屋に、なぜか女物の洋服が?!

 松子さんの心配もごもっともです・・・だって、あきらさんにドキドキするもんね、円城寺さん。

 

 しかし、ちかさんの「部屋」は・・・ちかさんも何やら「ワケあり」な感じです。

 大家さんの「部屋」も面白いなあ。 この人、教育者として優秀っぽい・・・気がします。

 ラスト、ぴょんッとする松子さんが面白カワイイ。

 

 

 そして、2本目特別編!

 ちかさんのお洗濯を手伝う松子さん。

 冒頭、【乙女の友九月号】には笑った!゜(*゜´∀`゜)゜ お嬢様とスウ、再び!

 

 手伝うと言いながら、けっこう手間をかけさせてしまう松子さんだけど、

 笑顔で助力を惜しまない彼女は、なかなか悪くないかも。

 まあそれ以上に、余計な労力を強いられながらも、健気に働くちかさんがスゴイけど(^^;

 

 ふかふかイメージもイイ感じだし、ラストのちょっと申し訳なさそうな松子さまもよいし、

 楽しい2本目でした。

 

 1本目で、松子さんの部屋の模様替えをするちかさんを見ていると、

 松子さんとちかさんのコンビというのが、大きな面白味になっている気がします。

 もちろん、他の人たちも面白い!

 そして、松子さんをはじめとする「ワケあり」な住人たちの物語が

 今後どのように展開してゆくことになるのか・・・楽しみです!

 

 

②へつづきます。