五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 最近読んだ歴史ものマンガ1巻

2010年09月29日 | ◆「お気に入り」  マンガ

表題通り、歴史ものな作品2つです。

歴史モノは楽しいーですッ!!!

「コミック大河」作品は、もっと評判になってほしいなあ・・・

 

 

『つらつらわらじ』1巻 (オノ・ナツメ 先生)

Waraji01 人間模様あり、陰謀ありな「備前熊田家 参勤絵巻」。

 

江戸時代半ば過ぎ、岡山藩の“参勤交代”道中記。

変わり者とうわさの熊田治隆(藩主)を中心に、熊田和泉(若き家老)や山和木三郎左衛門(大小姓頭上席)など多くの人々が、参勤の旅路を行く。

ここに、幕府老中・松平定信の密偵もまぎれこみ、さらには国元の家老衆の動きなども加わって、静かに波乱を予感させる物語となっています・・・わくわく。

 

参勤の旅を描くなんて、歴史好きには興味津々な題材。さらに人間関係のもつれやら、そこにからむ陰謀めいた動きやらがあって、これは期待大作品!

登場する人々が各々の考え・想いで行動しており、これらがどう絡み合ってどんな展開につながってゆくのか・・・楽しみでしかたないです。

 

 

 

『雑賀六字の城』1巻 (原作:津本陽 先生  漫画:おおのじゅんじ 先生)

Saiga6ji01 戦国時代、「石山合戦」を雑賀側から描く!

 

狙うは信長の首!

戦国の魔王・織田信長の前に立ちはだかるは、石山本願寺。これに加勢しているのが雑賀鉄砲隊。

その年寄衆の1人である小谷玄意の子・七郎丸は、国元に恋人おみつを残したまま、戦場へと赴くのだった・・・

 

雑賀といえば、鉄砲のエキスパート集団。そのあたりを軸とした戦闘描写は見所です。そして、「戦場」で若き情熱を真摯にはじけさせる七郎丸の姿には、熱くたぎるものを感じさせる良さがある!

“ライバル”となりそうな根来衆のドクロや、かの有名人・鈴木孫一、そして魔王・信長など、様々な登場人物にも注目です。