2010年11月号
うーん、キビシイ状況になりつつあります・・・おまけに疲れが取れない。
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
コミックス5巻、11月6日発売! 『みそララ』4巻も、10月7日発売!!
そんな今回、「出会い」の研究にいそしむマキ。
やはり「出会い」は、恋愛にとって重要な研究対象?
「助けられるシチュ」は、女性にとってあこがれの「出会い」のカタチ・・・なのかな。
知人(男)には、「助けるシチュ」で「出会い」を求める人間いましたけど(^∇^;
ところが、今回のマキの研究が、ショッピングの前フリだったというのは興味深い。
マキの恋愛妄想(練習)は、以前は単純に「恋に恋するあこがれ」でしかなかったものの、
今では友人たちとのコミュニケーションツールのようなものになっている。
ゆえに、あてが外れた時の落ち込みようが、際立っている印象です。
でも、ここでのリコとのやりとりが、「親友」な感じでとてもよい。
リコがマキに「やり直し」させたり、2人「にひひ」と笑いあうシーンとか最高じゃないですか!
やりとりのシメに、リコのツッコミが入るのも楽しいし。
後半は、塾にてマキとヤン話。
なぜか勉強会に参加したがる男子ども。 やはりマキは人気者。
もじもじする男子どもの雰囲気、わかるわかる。
中学生くらいの男子って、こーゆー感じあるある。
ゆえに中学の頃、積極系男子が恋愛面では一歩先んじることが多かった・・・気がします。
そんなことはともかく、男性に免疫のないマキにとって、大勢の男子どもは恐怖の対象!
おびえる彼女を助けたのは、“仇敵”ヤン。
ここで、前半の話題にあった「助けられるシチュ」が再現されているのは面白い。
ヤンはきちんと、マキが困っていることを察して助けていますね。
この2人、今のところマキ⇒ヤンのカタチで、なおかつ「ちょっぴり意識」くらいのベクトル。
ヤンはリコの方を向いているっぽい(?)ので、このあたりどーゆー関係になってゆくのか。
今後が楽しみです!
●早乙女寮別館ものがたり (小谷あたる 先生)
今回、特別2本立て!
別館の人々を訪ね回る松子さん。
これで初見の人も、登場人物を把握できる・・・かな?
まず、ハサミを借りにあきらさんを訪ねてますけど・・・うーむ、さすがなあきらさん。
ムダ毛処理の徹底はともかくも、なぜ「嫁入り道具」にツッコミ入れちゃいけないか、
初見の読者さんには「?」なのではないでしょうか(^◇^;)
七恵さんのお部屋は・・・まあ「魔窟」ですからねえ(´▽`;)「ますます・・・」て。
つづいて円城寺さんの部屋に、なぜか女物の洋服が?!
松子さんの心配もごもっともです・・・だって、あきらさんにドキドキするもんね、円城寺さん。
しかし、ちかさんの「部屋」は・・・ちかさんも何やら「ワケあり」な感じです。
大家さんの「部屋」も面白いなあ。 この人、教育者として優秀っぽい・・・気がします。
ラスト、ぴょんッとする松子さんが面白カワイイ。
そして、2本目特別編!
ちかさんのお洗濯を手伝う松子さん。
冒頭、【乙女の友九月号】には笑った!゜(*゜´∀`゜)゜ お嬢様とスウ、再び!
手伝うと言いながら、けっこう手間をかけさせてしまう松子さんだけど、
笑顔で助力を惜しまない彼女は、なかなか悪くないかも。
まあそれ以上に、余計な労力を強いられながらも、健気に働くちかさんがスゴイけど(^^;
ふかふかイメージもイイ感じだし、ラストのちょっと申し訳なさそうな松子さまもよいし、
楽しい2本目でした。
1本目で、松子さんの部屋の模様替えをするちかさんを見ていると、
松子さんとちかさんのコンビというのが、大きな面白味になっている気がします。
もちろん、他の人たちも面白い!
そして、松子さんをはじめとする「ワケあり」な住人たちの物語が
今後どのように展開してゆくことになるのか・・・楽しみです!