私のわたしチャン:可愛いの遷り変わり
2013年、so-enに実物大型紙付のユニークな人形が掲載された。作者は皆川明さん。
禿げ頭。ほんの少し残った髪の毛を大切にのばしているのこれから作ろうという人形ではかつてないアイデアだ。
片足も少しはずれ。イケメンでない人形がなぜかとても可愛い。「この人形可愛いわねー」とページを渡すと山下和子さんは早速作ってプレゼントしてくれた。
我が家の一員になった”私ちゃん”早速いろいろの場所にに飾られることになった。
我が家に”私ちゃん”の登場ラララ・・・ 家中の何処にいてもいいよ ここもいいわね 100年以上年上だけれど弟と一緒 ヘアースタイルを変えると・・ ビキニ水爆スタイル、流行
にさきがけて
ウン!なかなかなもん アメリカの鳥ちゃんとも仲良し ガラスのキューピーちゃんとも仲良くしようね 私ちゃんのプリントと19c.のスペイン陶器とマッチしていてここもい場所ねー
山下和子さんは仲間と一緒に私ちゃんを誕生させた 私ちゃんのラグデザインをこんな風にしたいなーと思っていると山下和子さんは早速「わたしの家族の”私ちゃん”」ラグをお見事に完成した。
髪の毛もちゃんと遺伝しているわね。
フックドラグはやる気があれば誰でもつくれ、なんでもデザインになるの。デザインをしたことがないし、私できるかしらと心配した人も見事なラグを完成させます。やればできると言うことです。下手にできても、見る人も、作る人もなぜかいとおしくなります。テクニックはローテック。かぎ針とウドン状に細く切ったウールを荒織り芯地の下からひきあげ、裏はランニングステッチで埋めていくだけ。
”フックする”とはかぎ針で引き上げるという意味で、コツを会得すれば、デザインはあなたらしくそのままでいいんです。これではどうだ!と気張らないのが皆の心を温めます。ここがキルトと違う点です。
キルトは経験年数が証明のようになっていますね。確かに経験年数が多いと尊敬できる匠の世界に到達していますね。キルト作りは正確に完成させネバならないことです。
しかし、両方ともフォークアートです。自分らしく楽しく作れ、自分発見をしていければいですね。髪の毛が少なくても、手足の長さが違っても、イケメンでなくとも可愛いと思うのと同じことなの。感じたまま、そのままが素敵です。”手にハートを”の世界です。自分の世界を創作し暮しを楽しみましょう。
お知らせ:
かぎ針でつくる暮らしのアート
フックド・ラグが奏でる、日々の喜び・ フックド・ラグ展
日時 2014年10月22日(水)~11月11日(火) 11.00~19.00 開催中無休
場所 ミキモト本店 6階ミキモトホール 中央区銀座4-5-5
展示枚数 ポスターサイズ ラグ 60点
主催 株式会社ミキモト
入場無料
協力 株)トヨタ: 一般社団法人日本フックド・ラグ協会:
*フックド・ラグをもっと知りたい方へ: 暮らしの手帖60号と61号を参照してください。または小林恵著 「アメリカンフックド・ラグ」主婦と生活社 2002年
我が家もわたしちゃんも存在感ありで、威張ってます。
いろんな素材の端切れで、できるのもうれしいですね。
フックも素敵。