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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

震災から15年

2010年01月17日 | Weblog
神戸の震災から15年たった。突如襲った災害で失ったものは、いくら年月が過ぎても、その痛みが緩和されることは難しいだろうと思う。それでもちょっとずつ前に進んでいく、そのほうがいい。

震災から13年
震災から14年

一方、先週起こった地震の被災地ハイチでは、暴動が起こりはじめた。今後、し尿や遺体処理の遅れが衛生面をますます悪化させ、避難所および周辺はさらに酷い惨状となっていくと予想する。とりあえずうちの機関は被災地にテントを送り始めた。

Oh, Happy Day!

2010年01月16日 | Weblog
家の近くのLionel Wendt theatreであったゴスペルのコンサート。アメリカ時代の友人Jの友人M氏がUC Berkeleyからやってきてタクトを振るということで、付き合いがてら聴きに行った。

失礼ながら経験上あまり期待はしていなかったので、最初はちょっとだけ聴いて帰ろうと考えていた。しかし、冒頭からのコーラスの質の高さとエネルギーに脱帽して、最後まで聴き通す。指揮者M氏の体を使った表現力とそれに応えるコーラスメンバーの歌声。宗教パワーもあってのことだろうが、純粋に音楽としても楽しめた。この5年間聴いた演奏会の中で断トツで一番よかった。

ピアノ伴奏や編曲の補助をするスリランカ人女性の腕前もピカ一で、普段どこで仕事をしているんやろう。


コロンボ再発見

2010年01月16日 | Weblog
香港からの知人を連れて、コロンボ内を半日観光する。旅行ガイドをくまなく読んできたからか、フォートとかペタンとか外国人居住者はあまり行かないような場所がリクエストにあがる。自分も久しぶりに再訪する。

フォートは警備が厳しくて、一時期は歩くのもままならなかったが、今回はそれなりに歩くことはできた。しかし、写真撮影は厳禁。植民地時代のしっかりした建物(金融機関が多し)が並び、きちんと維持管理すれば、かなりの観光資源になるだろうに。

ペタンは相変わらずの雑踏が広がり、昨春訪れたデリーを思い出す。来た当初は足を踏み込むのも躊躇したが、今では買い食いするのも平気。慣れなのだろう。それから、中央鉄道駅の構内を見学し帰路に着いた。

自転車でGO

2010年01月14日 | Weblog
ご無沙汰していた自転車で、自宅からNegomboまで約36キロの道のりを3時間ほどで走った。全体的に平坦な道で、海沿いでは風も手伝って、走りは快調だった。

自転車での楽しみは、なんといっても止まりたい時に気軽に止まれること。気になる建物や風景があったら、すこし後戻りしてでも真相を確かめたり、カメラで写真を撮ることができる。今日の写真は、Negomboに行く途中の小さな町の教会。後部にはドームがあって、奥行きも約100メートルほど。住宅がポツポツとある程度の町の規模からしたら、とても巨大な建物。きちんと維持管理されてあって、地域住民の信仰心の強さと植民地時代の大きな影響を垣間見ることができる。

空港を周辺を過ぎたあたりから、後半の30分がきつかったが、Negomboの港が見えてほっとした。計画から約1年半、自転車でのNegombo行きがようやく実現した。

The 31 Places to Go in 2010

2010年01月10日 | Weblog
新聞ニュー・ヨーク・タイムズの日曜版に載っていた記事

The 31 Places to Go in 2010

2010年に訪れるべき31ヵ所の堂々1位にスリランカが挙げられていた。昨年には20数年前に始まった内戦が終結を迎えたことやし、今年あたり行っといたら?という感じやろうか。自然はきれいやし、気候もええし、果物も旨いし、旅行するにはお勧めの国。

I dreamed a dream/夢やぶれて

2010年01月10日 | Weblog
コロンボに戻ってきた週末、手持ちぶさたでネットサーフィンする。年末の紅白で歌う姿を目にしたスーザン・ボイルさんのことを思い出して、彼女のオーディションの様子を、今さらではあるがYouTubeで見てみる。

Susan Boyle - Singer - Britains Got Talent 2009

ミュージカルのレ・ミゼラブルからのナンバー『夢やぶれて』の選曲もさることながら、やはり彼女の歌声に魅了される。期待していなかった観客や審査員たちの驚きようったらない。見て(聴いて)いるほうもドキドキした。

その後有名になり、最近発売されたCDの中の曲を聞いてみる。

Susan Boyle - Wings To Fly 翼をください

数ヶ月の訓練の成果だろう、発音も綺麗になって声に磨きがかかっている。やっぱり実力がある人なのだなと思う。これから彼女のもっといろんな歌を聴きたい。

壮行会兼新年会

2010年01月07日 | Weblog
仕事帰りに部署内で、壮行会と新年会を兼ねた飲み会を行った(写真)。実は、職場帰りに仕事がらみで飲むのは年に数回と非常にまれだ。そういう点は日本の慣習が懐かしい。

新年会の割には雰囲気が思わしくないのは、もうすぐ津波チームが解散(=契約終了)するから。職員淘汰の波が押し寄せている。このうちの一人は、コロンボ事務所から東部Trincomalee事務所に、もう一人はVavuniya事務所に、あとの3名は未定。

コーヒーポット

2010年01月06日 | Weblog
めちゃめちゃ美味い紅茶はよく口にするのだが、スリランカで美味いコーヒーはめったにお目にかかれない。

それなら自分でいれようと、帰国のたびに豆を買う。今回は、衝動買いのコーヒーポット(写真)も持参。こういうのを機能美というのだろうか、見ていて飽きないデザインだ。そして色もよく、台所が明るくなった。

新年あけましておめでとうございます。

2010年01月05日 | Weblog
はじまった2010年。今年もよろしくお願いいたします。

今回の休みは、職場のメールをまめにチェックしていたので、出社後すぐにスムーズに通常業務に戻れた。

部署内ミーティング後、恒例の記念写真。なかなか良い出来栄え。うちの紅一点スタッフPは子供が熱を出して欠席。

こういうのは昨年のうちに撮っておくもんちゃうの」と口元まで出かけたが、スタッフの士気を削いでもあれなので、やめておいた。実は、部署のメンバーで一緒に写真を撮ろうという雰囲気になる(人間関係がうまくいっている)部署は、社内でも少ないほうだ。と、私は思っているが、もしかしたら写真オタクの上司(=私)の新年早々のご機嫌取り? まあ深く考えるのはやめよう。

話はかわって、今年は「あけおめ」という挨拶をくれたのは、スリランカや海外にいる日本人の方々ばかり。日本ではあまり聞かなかった。皆さん日本を離れた時点で、時間が止まっているのだろうか。

千里阪急

2010年01月02日 | Architecture
近所の百貨店の初売りに弟夫婦とやってきた。さすがに冬物衣料品は買っても着ないので、スリランカに持参するものを中心に乾物、コーヒー、お酒、等々の福袋をいろいろ購入。日本の商品は質もええし、店員さんも丁寧やし、とても気持ちよかった。

期待のワインは赤ばかり5本、普段は手が出ないランクのものも買えて、これで半年は持つかなと思ったら、三が日に家族でほぼ飲み干した。

今日の舞台となった千里阪急(写真)は今年で40周年を迎える。外装塗装や耐震改修も行いつつ、このシンプルさとエレガントさを保っているところが素晴らしいと思う。設計者は誰なんかな?