in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

Vakarai学校 その後

2010年01月22日 | 学校建設
完成したらそれで終わりという事業も多いが、このVakaraiの学校は規模が大きかっただけに、その後のフォローアップも行う。

学校の光熱費の予算がひと月あたり1,000ルピー(約800円)しかないので、電気代だけですでに約15,000円の未納。電力公社に「これ以上滞納すると近々電気を止めますよ」と警告を受ける始末。

話し合いの結果、1,000ルピーという予算も少ないが(私の家で月あたり1,500ルピーぐらい。魚を飼うようになって、電気代が約3割増しになった)、授業以外の目的(地域の集会、講堂での兵士たちのバドミントン、教員宿舎での生活)に使われた電気代が徴収されていないので、そうした活動から収入源を得ることを提案。また、夕方に地元民にコンピューター教室を催し、会費を徴収する等々のアイデアを得た。

国立学校になるという話は?と、教育省の学校施設部長にたずねると、「あー、そんな話もあったね」と他人事なので、現場の状況を詳しく説明すると、「じゃあ来月その学校に行って解決策を考えよう」とのこと。返事だけはいいのだ。有言実行となるか、しばし様子をみることにする。あまり手取り足取りやっては、彼らの将来のためにならんからね。