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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

Day28 追い込み(2)

2010年03月20日 | Haiti
Purlin(母屋、桁)がのると大分『家』らしくなる(写真)。屋根を仕上げるチーム、壁(ベニヤ板)を張るチーム、床のコンクリを仕上げるチームに分かれて、できるところまで作業する。私の気迫を感じてか、暗くなっても誰も文句を言わず、できるところまで作業を続けた。

夜は仲間内だけで簡単な食事会を食堂でしてもらう。まあ緊急支援という現状もあって、あっさり解散する。今回は、昼はハイチの仕事、夜はスリランカの仕事を掛け持ちしていたので、あまりスタッフと交流する機会もなく、日々が過ぎた。

荷造りは、テント生活だったので中身が散らかること(場所)もなく、十分ほどで終了。食べ切れなかった保存日本食は、友人にあげた。

Day28 追い込み

2010年03月20日 | Haiti
自分が丸一日現場で作業できるのは今日で最後。なんとか仕上げて帰りたい(写真は朝の進捗状況)。申し送りの資料や会議をしつつ、お世話になった同僚らに挨拶しつつ、現場をのぞき続ける。

屋根のトタン材が昼になっても届かないので、車を出してスタッフに業者まで取りに行かせる。ゲージ(厚みの規格)が薄いが、時間がないのでサンプルだと言い聞かせ目をつむる。

明日ハイチを発つというときに限って、建設中の仮設倉庫の現場の不具合を見てくれと頼まれる。技術スタッフだからといって、何でもできると思わんでほしいいのだが、事務スタッフに業者と打ち合わせをさせたら、結局しわ寄せが来る。問題点だけ整理して、解決方法は残りのスタッフで検討するように伝える。思い返すと、今回の出張は仮設住居建設に関すること以外に(ここには詳しく書けないが)とても手を煩わされた。

パナマ事務所に戻っていた元大ボスCからメールが来て、明日からサン・チアゴ(チリ)に震災復興で再び出張だとのこと。スペイン語が堪能なら、お前を連れて行くのだがと言われた。英語でも苦労しているのに・・・。

本日、岡田外務大臣がポルトープランスまで視察に来られた。