Day10 少しずつ改善

サンプル仮設住宅は木材で骨組みをつくるところまでたどりつく。ハイチ人はフランス文化の影響で議論好きなのか、ただ作業をしたくないだけなのか、とにかく一つ一つの作業の合間によくしゃべる。手伝ってくれるはずの学生君も交えて会話に花が咲く。その内容がわからないだけに余計にいらいらする。

写真は、木材用の接着剤。パッケージの生き物が何かでまた一談義。そんなことはどうでもよいから仕事をしてくれ。こちらが痺れを切らせて「これが終わるまでは昼食休憩なし」と宣言すると、仕方なしに作業を黙々とやり始め、それなりに進んだ。

今日は日中がとても暑くて（スリランカの真夏ぐらい）大変だったが、ハイチの8月はもっと暑いと聞かされて、倒れそうになった。

去年出張で訪れたケニア事務所から、サンプルの仮設住宅をもとに目標の8,400戸が完成したとの知らせが偶然に届く。とても嬉しく、その吉報にエネルギーをもらった。