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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

あけましておめでとう

2005年04月14日 | Weblog
新年ということで、今日はおやすみ。
午前中は部屋でのんびりして、午後からコロンボ市内を少しうろうろしてみた。まちは多くの店がしまっていて、静かな一日であった。

植民地時代の建物や公園がある地域は、とても優雅な雰囲気が残っている。
一方、庶民の住宅や市場はお世辞にもきれいといえない状況で、貧富の差を見せつけられる。
(コロンボ周辺は、まだたいしたことはないそうなので、他の地域はもっと劣悪な環境にあるのかもしれない)
また、時間をみつけて、まちを観察してみたい。

初出勤の日

2005年04月14日 | Weblog
車で迎えに来てもらい、ちょっと遅めに出勤する。
プロジェクトの概要説明を受け、自己紹介や事務手続きをした。
初日にメールアドレスと携帯電話を手渡されるなど、仕事の速さに驚かされる。
仕事の役割分担がはっきりしているからだと思われる。

さまざまな国の人がいて、気さくな季節労働者のような雰囲気があるが、
よくよく話を聞いていると、アフリカでの難民救済、地雷除去、
国連開発計画支援などに参加したことのある経歴の人ばかりで、圧倒される。
私と一緒に仕事をするPさんは、同じアジア出身の温厚で丁寧な方で、
馬が合いそうです。よかった。

職場は、コロンボ市内の高級住宅街の1画にあり、
豪邸だった建物をそのまま使っている。
リビングルームであった場所がミーティングスペースに、
各居室が3~4名の机がある部屋として使われている。
なので、それぞれの部屋にトイレがあって事務所らしくない感じ。
写真は、私の席から入口、ミーティングスペースを眺めている。
天井が高く各室にファンがついているが、後付のエアコンもついている。


私の所属機関は、スリランカで約5,000棟の仮設住宅をこの数ヶ月の間に作る予定とのこと。
被害の大きかった東海岸沿いのAmparaやBatticaloaには、
すでに技術職員が配置されていることもあり、
私は契約期間の大半をColomboの事務所で過ごすことになりそうだ。
任務期間中に、西南部のKarutalaという町に入ることになるかもしれないが、
Colomboの南約30kmの位置にあり、週に何回か往復するような形になるかと思われる。

今日明日が祝日というのは本当で、明日がこちらの新年のはじまりとのこと。
事務所は明日だけお休み。まったく知らなかった・・・。
大晦日ということで(?)、夜に事務所主催のパーティがホテルであったので参加する。職員だけではなく、関係者も来られていて楽しい会であった。
新年を祝う意味もあるのだろうが、日ごろの任務の重圧を発散する場であるように感じた。
たわいもない話からプロジェクトの進行具合などまじめな話も。
何十人に一度に会ったので、顔と名前が覚えきれなかった。
印象深い初出勤日であった。