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新春 からくり 女三番叟公演

2017年01月21日 22時08分11秒 | 日記

からくり人形の公演会が江南市のcafe画廊「音彩」と言うところで開かれました。からくり人形を見るような機会は滅多にありませんので、良い機会でした。


cafe画廊「音彩」
江南市江森町西41
0587-55-1521
今日のからくり人形公演が開かれる喫茶店です。画廊と名が付いているように、期限を設けて絵画の展覧会を開いている喫茶店でした。




入口に有ったからくり公演コオモテの案内です。
当初は14日に開かれる事となっていましたが、雪のため1週間延期となりました。




cafe画廊「音彩」。
入口です。



今日のチケットです。






cafe画廊「音彩」の店内です。
女性が多く訪れています。
全部で40人から50人ほどの人がからくりの見物に来ていました。




からくり公演の前です。
からくりの公演の前に能面の解説が有りました。
左側は小面(コオモテ)です。若い娘の面ですが、2箇所の眼は丸型でなく四角型だと解説していました。
右側は中将面(チュウジョウメン)で、男の面です。




こちらは翁面です。
眼が「へ」の字になっており、この面は天下泰平を表していると語っていました。




そして、こちらは多くの人が知っている般若面です。




能面の解説の後、謡曲が始まりました。
観世流の高砂。そして宝生流(ホウショウ)の老松が演じられました。
そして素囃子。弁慶が演じられました。
このように、謡曲との出会う機会でした。
観世流は判ったのですが、宝生流はどのような字を書くのか判りませんでした。どのような字なのか、検索して判りました。
折角の機会ですので簡単なメモでも有れば、より理解が深まったのではと思いました。




これからが本番です。
女三番叟が始まります。
右側には男性3名と女性1名が控え、鼓を打ち、謡曲を語っています。




この人形の衣裳。
「タケヤマチ」と紹介していました。1反300万円もするのだそうです。
検索しましたら、下のように出ました。

たけや‐まち【竹屋町】
《京都の竹屋町で作ったという》金紗(きんしゃ)の織物の一つ。茶・萌黄(もえぎ)・紺などの色の紗の地に平金糸で文様を織り出したもの。元和年間(1615~1624)に堺に来た中国人から技術を得たという。竹屋町裂れ




一瞬。
人形が面を被りました。
私はその瞬間を見逃してしまいました。
この画像では足先までは写っていませんが、朱の袴の下に足が見え、紐が見えました。
人形の下でヒモで人形を操っていたのです。
鈴を鳴らし、紙ふぶきを飛ばしました。



最後に挨拶する玉野さんです。

感想
珍しいからくり人形の公演を目にする事が出来ました。能面について触れましたが、人形の動きに合わせて謡曲が語られました。謡曲の流派で観世流、宝生流と言われたのですが、観世流は判りましたが、宝生流派知りませんでした。小面と中将面。日本人の常識として知って置きたいです。どういう字を書くか解説が有ったら良いのではと思いました。
それに、謡曲で使われた鼓ですが、異なったタイプに見えました。そのあたりについても聞けたら良かったと思いました。
それにしても、珍しいものを拝見する事が出来ました。

 

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