朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

信玄棒道2

2012-09-20 | 国内各地の風物
石仏を眺めながら、歩いていくと・・・突然、



トトロが、出現。

とある別荘のシンボルでした。



こちらは、立派な仏様です。武田信玄の時代ほどは古くないようです、もっと後世、江戸時代でしょうか。



木々に囲まれて爽やかなハイキング道です。傾斜は少しずつ登っていきます。





オレンジ色の可愛い花が目を引きました。フシグロセンノウでしょうか? 







西に向かって歩いていたので、西日が正面から差してきました。



ススキの穂が銀色に光ります。



左手のゴルフ場のコースが現れ、夕方なので大きな芝刈り自動車がコースを整備しているのが金網越しに見えました。





棒道の説明板がある場所で左折して、棒道散歩を終了し、舗装道路を南に下って元の三分一湧水に戻りました。

歩行時間:2時間30分(2012-08-26)
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信玄棒道

2012-09-19 | 国内各地の風物
甲州の英雄、武田信玄はその叡智と軍事能力で知られています。

風林火山。よくできた人生標語だと思います。

彼が作ったと伝えられる軍事道路が残っています。八ヶ岳と南アルプスの間には釜無川が流れ、信州松本方面へつながる道路、甲州街道はその川に沿って走っています。

そのメインロードに対して、距離短縮を図り、人目を避けるため八ヶ岳山麓のやや標高が高い森の中に直線的な軍用道路を作りました。

その一部が北杜市小泉に残って、ハイキングしました。



今回の出発点は「三分一湧水」です。



中世時代の農業で水の確保は重要な事項でした。湧水が豊かなこの地域でも当時は、村と村の間で紛争が絶えなかったそうです。それを解決した知恵が、この平等に3分の1に分ける設備でした。右の溝の奥に泉があり多くの水が流れてくると、この石の升に入り、三角石で流れが分けられて、三方向の水路に分割される仕組みです。

ここから「棒道」案内板に従って、北西に歩いていきます。



すぐにJR小海線線路の下をくぐります。



立派な石仏がところどころに立っています。



コース案内の標識。



畑のあぜに咲いたコスモスが風にゆれていました。





集落を抜け、その先の別荘地を通過するとやや山道になってきました。

 (つづく)
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食べるユウガオ、尾白川渓谷

2012-09-18 | 国内各地の風物
道の駅「白州」で「ユウガオ」の実を売っていました。ええ、ユウガオの実はこんなに巨大で食べられるんだ!・・驚きです。(※)



鹿児島のヘチマにも驚いたけれど。

 ※調べてみると、アサガオ、ヒルガオ、ヨルガオは「ヒルガオ科」で、このユウガオは「ウリ科」だそうです。源氏物語にも登場する言葉なのですが、誤解していました。


この場所は山梨県の北西部で、関東の人々にはおなじみ「サントリー天然水」を生産している白州ですがその尾白川渓谷を歩きました。



駒ケ岳の麓に流れている渓流です。



花崗岩でできている山脈なので、川の中の岩も白くてきれいな色をしています。この日は日曜日だったので、多くの家族や友人たちがBBQしたり、川遊びをしていました。



一番奥にに不動滝がありますが、そこまで歩くと渓流沿いルートは片道2時間で、帰りは尾根道ルート1時間30分なので、この日は時間がなく諦めました。

30分くらい渓流ルートを歩いて、途中、旭滝の手前に尾根道にでるエスケープ道があったのでそれを登って引き返しました。



こんな大木が目を引きました。長年自然に痛めつけられても成長してきた枝ぶりです。



ハイキング道の入り口にあるキャンプ場の川辺で休憩です。



駐車場の脇に皇太子さん(浩宮)がここから駒ヶ岳に登山した記念碑が立っています。独身時代に登っていたのを、ご成婚を祈念してこれを建立したとありました。



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JR鉄道最高地点、JR最高駅

2012-09-17 | 国内各地の風物
JR小海線に、この二つがあります。



鉄道線路の標高が1375mとなっていて、全国JR路線の中で一番高いということです。後ろには八ヶ岳が見えていました。



蒸気機関車の動輪をご神体にして「鉄道神社」がそばにありました。



由緒の石版がこれです。

そこから、少し北に行くと、野辺山駅があります。



この駅は「JR最高駅」、標高1345mです。



今年は、JR最南端駅にも行ったし、とても実り多いJRハンティング年でした。
さて、「JR最低駅」はどこ? ・・青函トンネルに海底駅あるのかしら。
最北、最東は、北海道でしょうね。最西は九州?

駅の脇に野菜販売無人スタンドがありました。



立派な白菜、キャベツ、レタス、とうもろこしなど、全部100円。今年の夏は、野菜大豊作で価格が暴落して、箱代もでないという新聞記事がありました。



これが野辺山高原のキャベツ畑。



こちらは、白菜。売っている白菜の外側に意外にももっと大きな濃い緑の葉が育っているのです。



収穫の風景ですが、「不良品」が投げ捨ててあります。姿が悪いのか、収穫時に傷がついたのか、もったいないけれど、これが市場のルールなんでしょう。

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本沢温泉"のてんぶろ"、日本最高所2,150m

2012-09-16 | 国内各地の風物
この野天風呂温泉「雲上の湯」には、自動車では行けません。車を駐めてから、片道2時間近く歩いて登らねばなりません。


 (引用:本沢温泉の入湯券)

八ヶ岳の中腹にあり、硫黄岳への登山路の一つでもあります。

まだ夏季休暇中のある日、朝のうちはゆっくりとコーヒーなどを楽しんでいたのですが、天気も良いことだし軽くハイキングをしたい気分になりました。

そこで選んだのが、ここです。
JR小海線の小海駅から入る松原湖のさらに奥にあります。



松原湖のスワンボートも暇そう、、子供の夏休みは終わったからでしょう。

そこからさらに車で登って行き、稲子湯を目指します。その途中に分岐点があり、ここを左折。



林道ですが舗装されていて快適に走れました。所定の駐車場に車を駐めて、いよいよハイキングです。

本沢温泉は、宿泊もでき通年営業をしているので、食料や備品などの運送のため小型のキャタピラ運搬車がこの山道を通行します。そのため、幅もあり多少の凸凹や岩石はあるものの歩きやすい道でした。



山野草が咲いています。これは、ハンゴンソウでしょうか。



とても美味しそう、名称不明、毒性不明のきのこ。



ヨツバヒヨドリ、かな。



湯川渓谷の案内。秋の紅葉にはよさそうです。



ミツバオウレン、かな。



クリンソウの群生地、開花は6月下旬~7月。あと少しで本沢温泉の宿舎です。



到着。野草花を見物しつつ、のんびり歩いて2時間ですね。

温泉の玄関で、入場料600円を払うと、冒頭の入浴記念のカードをくれました。

そこから、さらに5分ほど登った広い沢の中に野天風呂があります。



黄色いテントが見えるところです。普段はこんなテントは設置していないそうですが、この日は20人くらいの登山グループが宿泊していて、女性メンバーの脱衣のため臨時につけたと聞きました。



先客がいたので、しばらく順番待ちし、入浴しました。

まさに、天国、天国。・・実際、天国に近いしね!

ややぬるめ、湯船のそこは砂地で、脇の地中に源泉が湧いている場所があります。
20分ほど楽しんでいると、次のお客さんが到来。



宿舎の場所まで戻ると、先ほどまで雲に隠れていた硫黄岳が見えてきました。

休憩所で、持参の缶ビールで一人で乾杯しました。



最盛期には、この小屋で売店を開いているようでメニューが張ってあります。
む~、缶ビール(350ml)500円、(500ml)650円、まあ妥当でしょう。

下りは、1時間半でさっさと降りてきました。とても気持ちのいいハイキングになりました。
(2012-09-12に歩行)
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世界一の「ラジウム温泉」ってなんなの?

2012-09-15 | 国内各地の風物
瑞牆山の麓に、増富温泉という小さな温泉村があります。以前から気になっていたので、登山の帰りに汗を流しに立ち寄りました。



「増富の湯」公営です。
まあ、外観はどこの町にもありそうな町おこし村おこしの日帰り温泉です。

中の湯船は、掛け流しの源泉が使われていて、ぬるいものや、やや熱めとか、温度別に3種類あって、大いに楽しめました。源泉そのモノの25度など、特によし。源泉での温度は25度程度なので、加熱は温度交換器で加熱しているそうです。そして多少であっても塩素消毒はなし。

花崗岩粉末が源泉に含まれてるので、お湯はうす茶色です。

たっぷり入浴を楽しんでロビーを拝見しました。どこの温泉にもある各種おみやげが並んでいます。

そこに、こんなお土産が:



やはり、ここはラジウム温泉の郷ですから。
でも、今時これを買って毎日の自宅での洗濯に使いたいと思う人がいるのでしょうか。

ラジウム=ラドン=放射線の発生、フランスのキュリー夫人はラジウムと放射線の発見で2つのノーベル賞を受賞しました。当時、放射線の有害なことはまだ知られていませんでしたので、恐らく放射線の影響で命を短くしたようです。

3.11大震災の福島原発事故から、一挙に放射線の危険性が広く知られるようになったため、かつては褒め言葉、有利な特長であった「ラジウム温泉」が「風評被害」にあうことになりました。

そこで、



著名なラジウム温泉である4つの温泉地(玉川、三朝、村杉、増富)が、専門家の知見を動員してこんなパンフレットを作りました。価格:1050円、おっとです。無料配布ではありません。

たしかに、昔から「放射線ホルミシス効果」ということは言われていました。人体の複雑な生理現象に関しては、医学的に証明はされていないようです。といって、特に、毒でもないような。

壁に張ってある「温泉分析証明書」を見たのですが、なんとか「マッヘ」とかいう単位で表示されているので、最近の「ベクレル」や「マイクロ・シーベルト」の換算方法はまったく不詳。

まあ、営業が許可されているので、現行の放射線基準値よりは低いのでしょうが。

正直に、この「マッヘ」と「ベクレル」の換算を掲示すべきだとおもいました。


この里に来るまでの道路には「ラジウムライン」とか、やたらに昔の表示があるのですが、現在ではこの日帰り温泉への案内看板にはその言葉が外されていました。



ですが、この温泉郷の入り口に当たる場所には、こんな「世界一増富ラジウム温泉郷」のカンバンが、野草に囲まれて立っていました。



参考;こんな情報がネットにありました:「温泉の掲示用泉質名」をしている法令?に「放射能泉」というのがあるのです。

【増富温泉増富の湯】増富温泉は、山梨県北杜市にある温泉で、日本一ラドンの含有量(49号泉の730マッヘ/kg)が多い鉱泉として増富ラジウム温泉とも呼ばれる。増富温泉と言うと「不老閣」「金泉館」が有名だが「増富の湯」は町営の日帰り温泉施設でラドンの含有量は0.23マッヘ/kg。(中略)ラドン含有量0.23マッヘ/kgでは、放射能泉の療養泉基準8.25マッヘ/kgには遠く及ばないのが残念。
(引用:http://onsen.kikuchisan.net/article/224277606.html)

~~
後記:
少しネットで調べると、公営日帰り温泉「増富の湯」のラドン(ラジウム)測定値は、0.23マッヘとかで「放射能泉」に基準に全く達していないそうです。強度のマッヘが測定されたのは、「不老の湯」という旅館の泉源だったようですが、最近の測定ではそれも大きく低下しているとのネット情報がありました。さて、懸念は:
1)「放射能泉」に医療効果は有るのか?・・公的な温泉証明書に記載される根拠は。
2) 昨年の福島原発事故以前は、ここの不老湯は予約待ちが3ヶ月であったようです。宿いわく「がん患者さんには来てほしくない」と。がん治療の放射線は、制御された放射線をフォーカスして(焦点をあわせて)患部に照射することでがん細胞を排除することだと思います。おおきな誤解があるようです。

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瑞牆山2

2012-09-14 | 国内各地の風物
不動滝からは徐々に傾斜が厳しくなってきました。



シャクナゲが群生しています。花が咲く頃にはさぞ見事なことだと思います。



登山道は一応整備はされていますが、荒れたところもあります。



きれいな杉苔。

時々大きな岩の下を通り、ゴロゴロの山道を登り、やっとここまで到着。



メインルートとの合流地点です。



到着です。



大ヤスリ岩。

頂上にある岩群の回りは、断崖絶壁になっています。



ここで、遅い昼食のおにぎり1個とお茶を少々。
実は缶ビールも持って来たのですが、帰りのトラブルを懸念して飲むのを自粛しました。



30分ほど休憩して下山開始。

淡々と元来た道を下りました。途中で、道を間違えていた人に出会い、暫くは一緒に歩いたのですが、マイペースを守るために、特に下りはゆっくり歩かないと足と膝がやられるので、先に行ってもらいました。

ところが、もうすぐ終点という場所の手前でその人が登ってくるのに再会。途中で休んだ時に手袋を忘れたとのことで引き返すところでした。駐車場で、またその男性が下山してきたので、どこまで行くのかと聞くと、途中の道路際にバイクを置いてきたとのことで、車に乗せて送ってあげました。

徒歩の時間は、登り3時間、下り2時間半。頂上での約30分を入れて、往復6時間の行程でした。

達成感、あり。



みずがき山自然公園からの風景です。ここにはキャンプ場があって、数張のテントが設営されていて楽しそうに皆さんが歓談していました。

(この麓にある「ラジウム温泉」の探訪記事に、つづく)
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瑞牆山に登る

2012-09-13 | 国内各地の風物
山梨県と長野県の県境に、直立した大きな岩が林立する瑞牆山(みずがきやま)があります。2200メートル程度の山ですが、深田の日本百名山にその一つとして書かれています。



通常の登山道とは異なる小川山林道終点に車をおいて、ここから登山開始しました。不動滝を経由する経路です。

美味しそうなきのこが点々と生えていました。



これは、なめたけかな?



いやあ、採取して食べはしませんが。



ロッククライミングをしている人達がいました。



すごいですね。この岩は、上り詰めても頂上には行けないので、練習でしょうか。



渓流に沿って、緩やかな上り下りで「不動滝」に到着しました。



巨大な岩の割れ目に水が流れて、年数を経て大きくえぐれました。アップで見ると、



(つづく)
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節電トライアル

2012-09-12 | 京都の文化(夏)
関西電力の「お願い」に応じて、7月から9月までの3ヶ月間、節電に努めました。


 (画像は一部省略加工)

昨日、こんな電子メールが到来しました。「電気ご使用量のお知らせ」です。

さて、その結果は、いかに?



マイナス17.8%ですから、目標達成です。検針が9月10日なので、9月(請求)分は、2/3が8月の消費量になります。

ほとんど8月は京都にいなかったので、まあ当然です。昨年も消費電力は7月より相当少なかったのですが(やはり洛外にいた)、それを上回って減少できました。(祝い)

ま、ささやかな庶民のイベントでした。
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桜島

2012-09-11 | 国内各地の風物
船が着きました。ピンピンの活火山なので、今でも毎日何らかの噴火があります。そんな島に多くの家があり人が住んでいることに、まずは驚く。



港の近くにあるビジターセンターを見学しました。この島の生い立ちや地理学的な説明が、映画やビデオを駆使してされました。噴火のメカニズムがほぼ解明されており、前兆を測定するセンサーが各種設置されているので、直近の予知は可能だそうです。

この日は、ともかく暑い。でも溶岩見学海岸コースを歩いててみました。



こんな生々しい溶岩がゴロゴロしています。



桜島の右手の山頂のやや向こう側に若い噴火口があります。この日は白い水蒸気が吹きだしていました。

鹿児島県の天気予報では、必ず、桜島と新燃岳上空の風向きが放送されています。
噴火時の火山灰の降下を予知するためです。



こんな自然の災害が厳しい場所に日本人はよく住んでいますね。



このセンターには、足湯がありました。



フランス人のようでした。



ボクも足湯しました。

さて、再びフェリーで鹿児島に戻り駅前へ。

鹿児島、天文館名物「白熊」を売っていました。ラッキー、本場で食べたかったので。



暑かったし、沢山のかき氷だし、フルーツやミルクが甘いし、ベンチで食べて至福の時でした。



こんな販売車。




駅ビルに隣接するビルの屋上には観覧車が回ってました。



JR駅を見物してみると、新幹線の新大阪行きの掲示がありました。
おお、ここから大阪まで新幹線でいけるのです。

さて、時間になったので空港バスで空港へ行きます。



空港ビルで、夕食のラーメン。早い昼も港でラーメンだったので、この日2杯目でした。



JAL便は定刻に出発して、1時間40分で羽田到着です。



家族へのおみやげは「さつまあげ」にしました。



うまかった。
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