九州の南端近くに、開聞岳というきれいな円錐形の山があります。
(長崎鼻よりの遠望:2012-08-30)
若い頃から山歩きが好きだったので、いつか行きたいなと思っていました。深田久弥の名著「日本百名山」に第99番目の山として取り上げられています。
まだ体力があるうちに、思い切って行ってみることにしました。
まず今月8月の中旬に計画して飛行機やホテルの予約までしたのですが、台風が到来してフライトが全面的に停止してしまいました。残念。
リベンジとして、8月下旬に再度フライト予約。ですがこの時も台風が二つ近海をうろうろして、かなり気をもみましたが、出発前日に沖縄を通過して南シナ海に北上して、搭乗機は無事に鹿児島に到着しました。宿泊は砂むし温泉の町「指宿」(いぶすき)です。
翌日、台風一過の好天気を期待したのですが、当日朝の天気予報では一日中、雨とのこと。今回は予備日を一日設定していて、翌日の予報は晴れ。躊躇なく、登山は延期と決めました。
まずこの日は事前トレーニングで山の周辺を歩いてこようと考えました。軽登山シューズ、傘、リュック、着替え、コンビニにておにぎり、菓子パン、お茶、水PETを仕入れて、JR指宿駅まで出かけました。
午前10時過ぎから小雨が止んで、雲の隙間から青空も見え始めました。ともかく登山口までいって見ようと決心。
JR枕崎線は運行間隔が長く開きすぎて、役に立ちません。平日の朝夕は通学生徒、病院や買い物の地元老人むけのダイヤになっています、つまり昼間はほとんど運行しない。
観光客むけにはバスがありました。有名な観光スポットと、合わせて幾つかの集落をぐるぐる回っていきます。たっぷりバスに乗って、ようやく登山口に到着。
時刻は、正午少し前。
元々の計画では、ここに午前9時半ころに着いて登山開始するつもりでした。天気は回復して、雨はやみ曇りで少々青空も現れました。
登山と下山の標準時間をざっと計算すると、往復で6時間程度です。難易度は高くない山と調べてきたので、この際「午後3時まで登る」と決めて、その時間内にいける所まで登ってみることにしました。
この写真のあたりまでは、実は車で来ることができます。バス停からの片道1.5kmくらいの道のりは歩くことを短縮できます。そこで当初はレンタカーか電動自転車(またはバイク)レンタルも考えていたのですが、この日は下見トレーニングとして出発したので、当然歩きです。
2合目のポイント。
車道が終わって、本格的な登山道になります。ここまで、バス停から27分間でした。(12:13)
登山下山時間の目安が、掲示されています。
老人は、下山時には足元に気をつけて、特にゆっくりと歩きなさいといくことでしょう。先ほど決めた午後三時の期限に照らすと、ギリギリのタイミングですが(成人と老人の中間の時間なら登頂成功)、登山開始。
~~
樹林に囲まれて快適なハイキングです。
花はほとんど咲いていませんが、こんな花がありました。ウツギでしょうか?
(つづく)
(長崎鼻よりの遠望:2012-08-30)
若い頃から山歩きが好きだったので、いつか行きたいなと思っていました。深田久弥の名著「日本百名山」に第99番目の山として取り上げられています。
まだ体力があるうちに、思い切って行ってみることにしました。
まず今月8月の中旬に計画して飛行機やホテルの予約までしたのですが、台風が到来してフライトが全面的に停止してしまいました。残念。
リベンジとして、8月下旬に再度フライト予約。ですがこの時も台風が二つ近海をうろうろして、かなり気をもみましたが、出発前日に沖縄を通過して南シナ海に北上して、搭乗機は無事に鹿児島に到着しました。宿泊は砂むし温泉の町「指宿」(いぶすき)です。
翌日、台風一過の好天気を期待したのですが、当日朝の天気予報では一日中、雨とのこと。今回は予備日を一日設定していて、翌日の予報は晴れ。躊躇なく、登山は延期と決めました。
まずこの日は事前トレーニングで山の周辺を歩いてこようと考えました。軽登山シューズ、傘、リュック、着替え、コンビニにておにぎり、菓子パン、お茶、水PETを仕入れて、JR指宿駅まで出かけました。
午前10時過ぎから小雨が止んで、雲の隙間から青空も見え始めました。ともかく登山口までいって見ようと決心。
JR枕崎線は運行間隔が長く開きすぎて、役に立ちません。平日の朝夕は通学生徒、病院や買い物の地元老人むけのダイヤになっています、つまり昼間はほとんど運行しない。
観光客むけにはバスがありました。有名な観光スポットと、合わせて幾つかの集落をぐるぐる回っていきます。たっぷりバスに乗って、ようやく登山口に到着。
時刻は、正午少し前。
元々の計画では、ここに午前9時半ころに着いて登山開始するつもりでした。天気は回復して、雨はやみ曇りで少々青空も現れました。
登山と下山の標準時間をざっと計算すると、往復で6時間程度です。難易度は高くない山と調べてきたので、この際「午後3時まで登る」と決めて、その時間内にいける所まで登ってみることにしました。
この写真のあたりまでは、実は車で来ることができます。バス停からの片道1.5kmくらいの道のりは歩くことを短縮できます。そこで当初はレンタカーか電動自転車(またはバイク)レンタルも考えていたのですが、この日は下見トレーニングとして出発したので、当然歩きです。
2合目のポイント。
車道が終わって、本格的な登山道になります。ここまで、バス停から27分間でした。(12:13)
登山下山時間の目安が、掲示されています。
老人は、下山時には足元に気をつけて、特にゆっくりと歩きなさいといくことでしょう。先ほど決めた午後三時の期限に照らすと、ギリギリのタイミングですが(成人と老人の中間の時間なら登頂成功)、登山開始。
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樹林に囲まれて快適なハイキングです。
花はほとんど咲いていませんが、こんな花がありました。ウツギでしょうか?
(つづく)