朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

銀杏

2010-10-21 | 京都の文化(秋)
この木の実。実は、路上に落ちているとホント困るんです。



靴の裏にくっつくと、廊下や部屋の中まで匂いの痕跡が残ります。



果肉部分を丁寧に除去して、白い実だけにすれば、それを炒ったり、硬い皮をむいてオデンにしたりとか大変に美味しい食べ物になります。

東京都内の歴史ある理工系国立大学のキャンパスにも立派なイチョウ並木がありこの季節には銀杏がぼこぼこ落ちていました。

近所の住民たちは朝せっせと拾いに来ていました。しかし大学の昔を知る友人が曰く、その当時は今ほど化学物質の漏洩や廃棄がうるさくなかったのでこの土地にはどんな物質が埋もれているか不明だと。

タダだから、お得とは言えないようです。

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手話

2010-10-20 | もろもろの事
休日のやや早い朝に、めずらしくデパートに出かけました。



午前10時少し前に四条の大丸に行くと、女店員がガラスドアに出てきて手話を演じながら開店の挨拶と催し物案内、開店すぐの注意を説明してくれました。

それらしき障害者の方はいなかったようです。

開店を待っているのは、ジジババばかり。若い男性などいないのでこのお嬢さんに気の毒。

昔、飛行機の出発直前にCAさん(当時はスチュワーデス)が非常口、救命胴衣のつけ方、酸素マスク、非常脱出スライドなどを身振り手振りで説明してくれたことを思い出しました。いまは全部ビデオでの説明になりました。非常口の位置だけは手で示すフライトもあります。

その頃、テレビドラマのスチュワーデス物語とかいった人気ドラマがあって、同僚の結婚披露宴で、機内案内の身振りを余興として見せる場面があった。このデパート嬢も、そんなことを想像しているのかもしれない。
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秋の味覚

2010-10-19 | 食べること、レストランなど
京都の錦市場を見学しました。

松茸は、やはり目玉です。カナダ産、韓国、国内では岩手、最も高価なんは、丹波でした。このあたりの店では中国産はないようです。



カナダ産はスライスしてパックされています。白い色と断面の形でアピールしているようですが、スライスすると香りが飛んでしまうでしょう。元々香りがないのでしょうか?

枝豆は、大豆です。丹波の黒豆の成熟する前、青い実で摘み取った枝豆が今、旬です。



昼になったので、錦のうどん屋さんに入って「鍋焼きうどん」をいただきました。



熱い土鍋で、ふう、ふう、言いながらゆっくりと食べました。ご馳走さん。
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ノーベル賞と中国の民主化

2010-10-18 | 外国の風物
ノルウェー・ノーベル賞委員会が中国の民主活動家、劉暁波氏への平和賞授与を決めました。

ノーベル賞はスウェーデンが主催すると思っていましたが、平和賞だけは委員会の本拠地がノルウェーにあることを認識しました。

中国政府は事前にその雰囲気を感じていて、何日か前に外交ルートでその決定の阻止を図ったとの報道がありました。発表の当日は外国のテレビ衛星放送のニュース報道をブラックアウトし、国内報道では無視しました。

服役中の劉氏に彼の奥さんが面会し受賞を伝えることは許可したのですが、その後は奥さんを軟禁隔離して外部との通信を遮っています。その直前に、彼女が発信したTwitterメッセージによってかろうじて刑務所の様子が外国に伝えられました。



上の写真は上海万博のノルウェー・パビリオンです。訪問した時はまだ騒ぎの前だったので、約30分の行列がありました。今はどうなのかな。まさか火炎瓶などを投げられることはないでしょうね。

中国政府は大国らしくもなくノルウェー政府に外交圧力をかけています。ノルウェー政府は正々堂々と受けて立ち、経済的不利益の可能性などものともしていません。



この看板は入場待ちの行列のためのテントに掲げられていたもの。先月、上海で出席した結婚式での新郎はノルウェーの人でしたので、このパビリオンを見学しました。

中国は確かに広大な面積を有し、多民族、多くの文化と宗教があり貧富格差大の国家です。民主化、すなわち複数政党制をとって、選挙の条件を緩めると一時的には混乱も起きるでしょう。分離独立運動も盛んになるでしょう。しかし、世界で2番目の経済規模にまで成長したのです。合理的に少数意見や弱者にも配慮する民主主義政治が長期的には国家を強くすることは歴史が示していると思います。

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将棋:コンピュータが女流王将に勝つ

2010-10-17 | もろもろの事
2010年10月11日、(社)情報処理学会の主催により「将棋プロジェクトシステムあから2010」と清水市代女流王将との対局が東大本郷キャンパス行なわれ、コンピュータが女流王将に勝利しました。

「あから」というシステム名称は、10の224乗を表わす漢数詞「阿伽羅(あから)」が将棋の局面数に近いことにちなんで命名されました。


引用:情報処理学会web


引用:情報処理学会web


欧米で盛んな「チェス」は将棋よりも変化の少ないルールのため十年以上前からチェスチャンピオンとスーパーコンピュータの対戦がしばしば企画されました。IBM社のコンピュータと特別に開発したソフトウェアが初めて人間に勝利したニュースを聞いたとき、いよいよITの時代の幕開けと感じたものでした。

※1997年チェスの世界チャンピオンであったカスパロフとIBM製チェスコンピュータ「ディープブルー」が対戦し、コンピュータが2勝1敗3引き分けで世界チャンピオンに勝利しました。

今回は、将棋対戦ソフトはすでに国内で独立して作成されていたプログラムを4種類同時に実行させて、次の指し手は「多数決」で決定しました。

女流プロと男性のトッププロの実力差は相当にあるそうですから、コンピュータの方がプロ棋士より強いとはいえません。ですが、一つのエポックを作ったといえるでしょう。

もっと詳しく知りたい方は、この記事をご覧ください。

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水没

2010-10-16 | もろもろの事
ネット、PCと連動する最新式歩数計(万歩計)をうっかり短パンのポケットに入れたまま洗濯機にほりこんで作動させてしまいました。

その後、では洗い終わるまで近所を散歩しようかと思い着替えたところ、歩数計が見当たりません。ああ^~と、あわてて洗濯機を止め、水の中の洗濯物から取り出したのです。



無残にもびしょびしょ。タオルで拭き、ねじをはずし少し分解して中の水を振り捨てて、ドライヤーの送風で乾かしました。

しばらくして乾いたころを見計らって、電池を入れなおし、リセットボタンをオン!!

・・・だめ。作動しません。

この歩数計を使い始めてほぼ1年の間、時々は持ち歩くことを失念したときもありますが、せっせとPC経由でネットに記録してグラフを描いてきたのですが。

残念、パーです。。。

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チリ鉱山事故救出、映像の威力

2010-10-15 | もろもろの事
8月5日落盤事故により地底700メートルに閉じ込められた33人が、10月13日(現地時間)69日ぶりに無事全員救助されました。

事故発生17日後、捜索用ドリルの先端に巻きつけられた手書きメッセージにより奇跡的に全員の生存が確認されました。それ以降、食料、空気、医薬品などの物資の差し入れに加えて、手紙、電話、そして映像(テレビ電話)が双方に通じる手段を作り上げたことで、地中の被害者と地上の家族友人との通信が確保され精神の安定に大いに役立ちました。発見されてからでも52日が経過しています。


CNNの英語サイトを見たところ、こんな記事を見つけました。



これは地底に降ろした小型のテレビカメラです。音声を拾うマイクも内蔵されているのでしょう。地上からの映像を映す小型モニターも送り込んだようです。

胃カメラで証明されているように、喉から飲み込めるサイズの超小型カメラでも精密な映像が撮影できるようになりました。

今回は、世界中が固唾をのむ中、情報通信技術(ICT)が大活躍しました。地底で救出カプセルを送出する現場もリアルタイムで中継していました。チリの大統領は、チリテレビ局のオーナーで富豪。しかもそのテレビ局は最近、米国CNNテレビの親会社に買収されたとのこと。

現場中継の映像は、救出パイプの出口のすぐ近くの位置にのカメラで赤いヤッケを着た大統領と救出された鉱山員が抱き合う場面をまじかで撮影していました。その映像は全世界に生中継されました。

ソ連崩壊のきっかけとなった東欧ルーマニアの政府崩壊は、当時広く浸透し始めた衛星テレビを彼の国の一般民衆が見るようになり、政府幹部の腐敗がCNN等のテレビ報道であからさまになったことから始まりました。

ICTイノベーションは社会を変える力を持っています。
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水餃子

2010-10-14 | 食べること、レストランなど
以前から気になっている(きたない)餃子やさんがあります。地域の図書館の近くなので時々その前を通りますが、昼間は営業していません。



ある夜に思い切って入ってみました。店主一人だけの店です。

外見同様に、整理整頓はされていなくて雑然とした室内。お客さんは若いカップル1組とそこそこ若い女性(仕事帰りでスーパー買い物の後)1名でした。

名物「水餃子」と「なす豚肉いため」、ビールを注文。サービスできゅうりのラー油かけをビールと一緒にもってきてくれました。

すいぶんと待たされて、じゃーん。



日本では焼き餃子が定番ですが、かの地ではスープで煮る餃子です。

むむ、これは大変に結構、中の具には豚のミンチ等しっかり肉の味と野菜類かきざみ込まれて良い味だしていました。安いし。

でも、わずか4人のお客の料理を作るのに30分以上待たされた、つまり調理に誠実なのか。あるいは、手際が悪いのか、判別ができませんでした。壁には少年野球の参加者募集のポスターも。きっとご近所に愛されている中華やさんでしょう、言葉も中国人のアクセントのようでした。
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金木犀

2010-10-13 | 京都の文化(秋)
近所の生垣にある金木犀です。



銀木犀という白い花もありますね。このあたりでは全くみかけませんが。

横浜の友人からの便りでは、もう金木犀の花弁がほとんど落ちていて庭が金色になっているとか。風流です。

ちなみに、Wikipediaしてみると「花冠は白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりする」とありました。・・・桂花陳酒とは、なにか字面がいいね。(でも本当にワイン?)
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コトチカ

2010-10-12 | 京都の文化(秋)
京都市営地下鉄の四条駅の中に新しいお店が数軒開店したと聞いて、立ち寄りました。プラットフォームからは一度、改札外の通路に出なくてはいけません。



ドーナッツ屋は長い行列で、30分待ちだとか。



美味しいのでしょうか?



さらにそこからもう一階下がったスペースにも店がありました。元は機械室の予備室だったのかもしれません。



イタリアン・カフェと、成城石井、などです。



さっそく、石井でチーズ2種と「さば明太」を購入しました。輸入食材、ワイン、弁当、お惣菜もにぎやかに並んでいました。

京都市交通局はバブル期に民間資金(高利息)で建設した東西線のために大赤字で、そのため数年後には市の財政は「倒産」の予想だとか。地下鉄の空きスペースを整理して人気店舗を誘致した結果、この駅で乗降する客が増えてたちまち大きな乗客増加が記録されました。

公務員も知恵を出せば、稼げるではないですか。
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