朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

将棋:コンピュータが女流王将に勝つ

2010-10-17 | もろもろの事
2010年10月11日、(社)情報処理学会の主催により「将棋プロジェクトシステムあから2010」と清水市代女流王将との対局が東大本郷キャンパス行なわれ、コンピュータが女流王将に勝利しました。

「あから」というシステム名称は、10の224乗を表わす漢数詞「阿伽羅(あから)」が将棋の局面数に近いことにちなんで命名されました。


引用:情報処理学会web


引用:情報処理学会web


欧米で盛んな「チェス」は将棋よりも変化の少ないルールのため十年以上前からチェスチャンピオンとスーパーコンピュータの対戦がしばしば企画されました。IBM社のコンピュータと特別に開発したソフトウェアが初めて人間に勝利したニュースを聞いたとき、いよいよITの時代の幕開けと感じたものでした。

※1997年チェスの世界チャンピオンであったカスパロフとIBM製チェスコンピュータ「ディープブルー」が対戦し、コンピュータが2勝1敗3引き分けで世界チャンピオンに勝利しました。

今回は、将棋対戦ソフトはすでに国内で独立して作成されていたプログラムを4種類同時に実行させて、次の指し手は「多数決」で決定しました。

女流プロと男性のトッププロの実力差は相当にあるそうですから、コンピュータの方がプロ棋士より強いとはいえません。ですが、一つのエポックを作ったといえるでしょう。

もっと詳しく知りたい方は、この記事をご覧ください。

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