朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

事始め

2008-12-13 | 京都の文化(冬)
12月13日は、「事始め」(ことはじめ)の日です。
 芸妓たちが京舞の家元(※)に「新年準備の挨拶」に行く行事です。
 この日以降、日々のあいさつ言葉は「おことうさんどす」に変わる。
 大晦日には芸妓さんがお茶屋さんに年末挨拶に行ったとき、そのお土産に「福玉」を頂く習慣があります。
 NHKの朝の連続ドラマ(だんだん)でもそんな場面がありました。この玉の中には、ドラマでは三味線やギターなどのミニュチュアが入っていました。
 伝統的には、干支置物、七福神、土鈴などです。祇園四条にある「進々堂」がその老舗です。



 祗園白川にある辰巳神社。可愛い、小さな社(やしろ)です。ご覧のように、鳥居から本殿まで3メートルくらしかありません。 



 家元(※)のお宅は、この近所です。外国人観光客も沢山往来しています。



 変わった苗字ですね。

(※)京舞井上流家元についてのエッセイは、このブログ2008-11-10の記事に掲載しています。




「来年も おたの申します」
 ※※京都新聞、12月13日夕刊の記事です。
コメント
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