朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ハモの湯引き

2014-07-21 | 京都の文化(夏)
職場ちかくの居酒屋で同僚と一杯やったとき、



この時期、祇園祭の期間の名物、鱧の湯引き梅肉添えを食べました。

その記憶も新しい日曜日の早朝、テレビをつけるとNHKでこんな鱧のレポートをしていました。

“梅雨の水を飲んでうまくなる”と言われる「ハモ」。さっぱりとした味、涼しげな白い身は夏にぴったり。”
(引用:NHK番組見表web[うまいッ!「ふわふわで肉厚“黄金に輝くハモ”~宮崎 門川町~])(かどがわ きんはも)

そのとおりです。


(引用:http://www.freshbrand.jp/news/200403/)

テレビ取材で登場していたのは弱冠28歳の独立してハモ漁をする漁師さん。親は漁師ではないとのこと。立派ですね。

まだまだ、ハモは京都あるいは関西で売れる魚なので全国区ではないし、九州でも知名度がないとインタビューを受けた広報担当者が訴えていました。多い小骨を「骨切り」した切り身パックを作るなど営業努力を続けているとのこと。

応援しましょう。

祇園祭は、なんと、七月はじめから月末までまるまる一月の間の期間があります。その期間中は、氏子の皆さんは「胡瓜」を食べないそうです。

え、なぜ?

実は、こんな理由からです。



この八坂さんの紋章を見ると、右側の形がキュウリの断面にそっくりです。

すなわち、祭りの期間中は、恐れ多いので八坂さんのマークを連想させるキュウリを食べない習慣ができたそうです。

とはいっても、祇園祭宵宮の屋台では、キュウリの一本漬けを売っていました!

~~

さて、上記と関係ないですが、同じ居酒屋でちょっと変わった一皿です。



辛子明太に、マヨネーズとタマゴ黄身を練り込んで、フランスパンに塗り、フライパンで焼いた一品です。

香ばしさと、明太のピリ辛、マヨ黄身の粘りとが不思議とマッチしていました。これをアテに、スパークリングワインとかいけるかも。

コメント
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