朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

インドネシア11(銀細工、バティック)

2014-07-08 | 国内各地の風物
ボロブドゥールは日の出見学ツアーだったので、午前中に時間がありました。



さすがにお米が3回もとれる気候です。水田に水を張っている一方で、



もう取り入れを待つ田んぼもあります。インドネシアは人口が増えているので、米の生産が追いつかなくて輸入をしているとのことです。

でも値段が安いことから、価格の高いタバコなどの生産を行う農家もあります。



この朝も銀細工店に立ち寄りました(トムズ・シルバー Tom's Silver)。今の天皇が立ち寄って、美智子妃のために購入したと宣伝している「美智子ブローチ」です。



この店のデサイン意匠権があるので、独占販売です。天皇訪問時の写真を見るとずいぶん昔のように見えましたが。(調べると、平成3年秋でした)



さて、宿泊したホテルに戻って遅い朝食(ほとんど昼食の時間でしたが)、その後シャワーを浴びてスーツケースのパッキングをして、12:30にチェックアウト。ホテルから「昨夜の不具合のお詫び」ということで、全員におみやげのホテルロゴのキャップ(帽子)とサンダルを頂きました。

次の見物先は、ジャワ更紗(バティック)工房でした。



手法は、ろうけつ染めです。布に溶けたロウを付けた金属製の型を押し付けていき、ロウで模様を書きます。繰り返しの模様の布はこの手法。



複雑な模様や絵画的なデザインは、原画の上に布を置いて鉛筆で写し取っていきます。その線にそってロウをぬっていきます。



染色は伝統的染料を溶かした液につける。その後、熱湯につけてロウを溶かします。色が複数になると、色ごとに上記の工程を重ねていくわけです。



工場には冷房がついていないので、相当な暑さでした。



染め上がった布を洗ってロウを落とし、乾燥します。

展示、即売会場は撮影禁止なので画像なし。

熱帯の鳥を描いたロウケツ絵画が色鮮やかでステキでした。

~~



この後は昼食となったので、空港近くの大きなホテルに行き中華料理を頂きました。



もう何回、ビンタン・ビールを飲んだことか。

~~

食後は、サンビサリ寺院というヒンドゥー遺跡でした。畑の中に埋もれていたのを農夫が発見しました。



ともかく火山国ですから、何百年もの間には何度も火山噴火によって色々なものが埋もれてしまいます。





ヒンドゥーの女神や賢者がレリーフになっています。

その後、世界遺産プランバナン寺院に向かいました。(つづく)
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