朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

出雲大社2

2013-10-09 | 国内各地の風物
参拝のあと、右手に周りました。



10月は「神無月」というのですが、出雲だけは「神在月」、つまり日本じゅうからほとんどの神様が出雲に集まる月なのです。

その時に、この「東十九社」と西側にある「西十九社」が神様が滞在される場所です。滞在期間中はこの社殿の扉が開くそうです。

旧暦10月11日から17日まで7日間滞在されて、”出雲の地で神事(幽業、かみごと)、すなわち人には予めそれとは知ることのできない人生諸般の事などを神議り(かむはかり)にかけて決められるといわれています。男女の結びもこのときの神議りであるといいます”(引用:http://www.izumo-kankou.gr.jp/1275)



60年ぶりに本殿屋根の檜皮葺が再建されました。屋根の上には千木が飾られています。



地元小学生たちが、寝て写生をしていました。

本殿におられる大国主の命は、西を向いて鎮座されていることから、西側に簡素だけれど特別な礼拝所が作られていて、知る人ぞ知るパワースポットであるとガイドさんの説明がありました。



本殿の境内を出て、西側にある神楽殿にいくと、名物の巨大なしめ縄があり、4.4トンもの重量があります。かつては参詣客が貨幣を投げて藁の間に挟むことを競っていましたが、現在は禁止され、しめ縄の断面には網が張ってあります。



巨大な国旗掲揚柱があり、高さ47m、国旗の大きは畳75畳分です。古代の本殿は、この高さくらいまで巨木の柱9本で持ち上げられていたと推定されています。そのため、何度も、台風や地震などで倒れた痕跡があるとのこと。



さて、1時間半のツアーが終わったので、早めの昼食のため、最古の出雲蕎麦屋に直行しました。



荒木屋。創業天明年間、江戸時代後期200年以上続く出雲そば屋として日本で最も古い老舗です。



「あご野焼」トビウオのちくわで、これを前菜として。



名物、割子蕎麦。すこし黒い蕎麦で、しっかりしたコシと味、香りで満足しました。

神門通りにもどって、古代出雲歴史博物館の見学に向かいました。
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