朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

出雲大社

2013-10-08 | 国内各地の風物
秋晴れのいい日、島根県にある出雲大社を地元出身の友人ご夫婦の案内で参詣しました。今年は60年遷宮の年「平成の大遷宮」にあたります。

まずは、元国鉄の大社駅の見物からスタート。



山陰本線出雲市駅からの盲腸路線がかつて存在していたのですが、1990年に廃線となり現在は駅舎だけが、記念として残されています。木造の神社形式の風格ある建物です。



神社に向かってしばらく行くと、一の鳥居が堂々と建っています。石造りで白く輝いていました。



このあたりから門前町が再興されており、「神門通り」の松並木も手入れがされていていかにも神様の町という雰囲気が高まります。



観光協会が提供するガイドツアー「むすぶらり」に申し込んで、観光ガイドさんに案内してもらいました。・・ここでも、ゆるキャラの「しまねっこ」が作られていて、そこここで愛想をふりまいていました。

ちなみに、この「むすぶらり」観光ガイドツアーは、島根県内25ヶ所に設定されているそうです。



二番目の鳥居は、木製。門前の商店はここまで。このあたりが最も標高が高い場所でここから神社に向かっては下り参道となります。

鳥居の手前で一礼し、真ん中(神様の通り道)を避けてすこし脇の場所をくぐって境内に入りました。



三番目、鉄の鳥居。松の参道となっていて、松並木の真ん中はお殿様の通る路とのことで、一般庶民は両脇を歩きます。

ほどなく手水舎があり、手と口を清めます。その作法をガイドさんから教えてもらいました。一回の柄杓の水で、左手、右手を清め、左手に水をとって口をすすぎ、最後に柄杓を上に傾けて柄に水を流します。



ここにお祀りしている大国主の命と因幡の白兎の銅像。

四番目の銅の鳥居の奥に、拝殿が現れます。



本殿が修理中のあいだは、この拝殿に神様がおられたのですが、すでに遷宮されて本殿にお戻りになっているとのことです。



この奥が本殿。一般の参詣はここまでです。この場所には、近年、巨大な柱の遺跡が発見され中世まで巨大な神殿が存在したことが実証されました。その詳細は、後ほど見学した県立博物館の記事にて書いてみます。

さて、ここで「二礼四拍手一例」と出雲大社特有の形式で参拝しました。(つづく)


コメント
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