朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

韓国パワーの躍進

2012-04-27 | アメリカ2012
南カリフォルニアに数日間いただけで、韓国の人々と企業のプレゼンスを強く感じました。



Apple本社が立地するシリコンバレー・クパチーノでも、市長は韓国系の方です。

UCIのあるアーバインの市長も韓国系だそうです。

ロスアンジェルスは昔から韓国人移民の多いことで知られていましたが、近年は、サムソン、LGなど韓国グローバル企業の北米本社が集中して設立されています。

その駐在員家族が移住してきています。彼らは、日本人以上に子女教育に熱心なようです。米国の小中高の学校は、公立が一般的。それらは学区制になっているので、いい公立校に入学するためには、住宅地を選ぶ必要があります。その結果、評判の良い学校校区の住宅地は土地価格が上昇し、住民税・不動産税も高くなります。そこには貧乏な人は住むことができません、親の収入が高いと一般的に子供の学力も高くなる。いわゆる「社会格差」が発生します。しかしそれは当然というのが、米国民主主義のようです。

中華系の人も同様に米国社会で成功した家族は、子女教育のために公立学校の優れている「高級住宅地」に移転しています。

中国や香港、台湾でのお金持ちたちは、家族親戚の中から学力の高い若い子を選んで親戚が集まって奨学金を与えます。米国の高校や大学に留学させ、大学院でPh.D学位、医師免許、弁護士資格をとらせます。そして親戚の中から見合いして結婚、米国で生まれた子は「米国人」になります。(もっとも、Ph.Dや医者はかなり容易に永住権(Green Card)や国籍が取れるそうですが)

将来、万が一、中国で第二の文化大革命が起こったり、台湾が侵攻された場合には「米国人」の親、親の親、兄弟等として米国に逃避できることを狙っているようです。おそらく資産も米国に分散していることでしょう。

「孟母三遷の教え」そのものですね。



かつて日本の高度経済成長時代には、日系スーパーマーケットも相当数があって白人アメリカ人の買い物客も惹きつけて繁盛しました。現在では、その多くが韓国系に淘汰されています。



生きたカニ。魚介類も、米国ローカルのスーパーより新鮮で種類が多いようです。

焼肉がいのちのお国柄なので、もちろん、牛肉の種類も多く品質がよいと聞きました。この地に住む日本人友人宅でのBBQでは、韓国スーパーのデリシャスなビーフの炭焼きステーキがいつも披露されます。



韓国系若い女性客の服装、化粧、スタイルも、綺麗です。若い男性も同様。



日本のお米も売っていました。

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