朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

愛宕山

2009-11-10 | 京都の文化(秋)
京都市の北西に愛宕山があります。標高は924メートルで、比叡山の848メートルよりやや高い。
 市内から見ると、山頂付近が瘤のように膨らんでいます。

 昔、比叡山のほうが高かったのですが、ある時、二つの山が喧嘩して、比叡山が愛宕さんを殴った。すると、愛宕さんのてっぺんにコブができて、その分高くなったそうです。

 山頂には愛宕神社があり、全国の「愛宕さん」の総本宮です。

 上方落語「愛宕山」を、NHK 朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」で見て以来、登ってみたいと思っていました。



嵐電 嵐山駅前から京都バスで北に向かい、清涼寺、鳥居本、愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)を通リ、交互通行の狭いトンネルを抜けて「清滝」に着きました。



バス停から5分ほど歩き、清滝川の橋を渡ります。
 清滝は、清流のほとり四季の草木がきれいな隠れ里です。



モミジもきれいに色づいていました。



一の鳥居は、トンネルの手前、鳥居本にあります。そこには茅葺の平野屋があり、鮎料理屋でよく知られています。
 上の鳥居は清滝村にある表参道の入り口です。この村は、そもそも愛宕神社の門前町として栄えました。



さて、ここからの登りは、約2時間となっています。
 では、出発。

コメント (2)
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