朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

水尾

2009-11-18 | 京都の文化(秋)
愛宕山の表参道を下り、途中の分岐点から分かれて急な狭い坂道をドンドン降りていくと40分くらいで、水尾の集落に着きました。

 どこにでも、立派な柚子の木があって実がたわわに実っていました。

 ゆずの名産地です。





この集落も、両側を高い尾根筋に挟まれ、渓流に沿った隠れ里です。
 清和天皇が好んだ場所であったので、その御陵があります。



集落のお屋敷には、こんな案内がありました。
 「柚子風呂」あります。民家ですが、予約しておくと、柚子のお風呂に入れてくれるそうです。地鶏の水炊き、地場の野菜なども調理して頂けるとのこと。

 いつか再訪してみたいと思いました。






そうそう、ちゃんと樒(しきみ)も、杉林の脇に生えていました。一葉取って、小さくちぎってみると良い香りがしました。



最寄の駅は、保津川の鉄橋の上にあるJR「保津峡」です。そこまで、集落から緩い下り徒歩40分でした。



駅のホームの真下に、保津川下りの船が見えました。川の右手の土手にトロッコ列車の線路(古い国鉄山陰線)があってその脇には紅葉の赤が数本見えています。



JR「嵯峨嵐山」へは、たった1駅で2、3本のトンネルを抜けるとすぐに到着しました。
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