朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

米国企業の上級管理職年俸

2009-11-08 | もろもろの事
ゴールドマン・サックス証券のCEOの年俸がいくら、日産自動車カルロス・ゴーン社長が何億円の年俸などと、報道されています。




 米国では、単純労働者が相当な低賃金だとのことは理解しています。
 そのため一般庶民の生活必需品や食料の価格は安い。 

 一般企業の上級管理者、CEOとかCFO、CTOなど「Cクラス」と称されるトップ経営レベルの直ぐ下の「部長」級はどのくらいの年俸なんでしょうか。

興味深い記事が、「世界の動きを英語で追う」ブログにありました。

 平均で、約900万円相当だそうです。(全米5,000社の調査)

 最高額の職種は銀行の「貸し出し部長」で1,200万円、低いほうは「人事部長」や「広報部長」で700万円だそうです。

 存外、安いとは思いませんか。

 現在は円高で、1年前は1ドル120円くらいだったので、その時の換算では円にすると3割増しですが、それほどでもない。

 日本で、補助金を受けている公共団体の長が2,000万円前後とかの報道がありました。公務員でも本省部長だと千数百万円、課長で千万円くらいでしょうから、日本の上級ホワイトカラーの人件費は、生産性を加味すると予想外に高額となっているようです。

 人件費の高止まりも、日本の国際競争力を削いでいる原因の一つかもしれません。

コメント (2)
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