まだ家にテレビがなくラジオを一生懸命聴いていた時代、小学何年生だったかトランジスターラジオから「ハート・ブレイク・ホテル」が流れ、"プレスリーの名前を初めて知った。その後、洋楽を聴き始めたのがニール・セダカやコニー・フランシスのアメリカンポップ。中学になってからだろう、日本でヒットしたのは60年代初頭。あの頃はポップスやラテン、カントリー、映画のサントラなどチャートには色んな曲が入っていた時代。
プレスリーを調べてみると米RCAでのシングル発売は56年だから日本ではそれより半年くらいは遅れていると思うがそれでも50年代後半だったようだ。
自分はそれ程のプレスリーのファンというほどでもなく、多くの主演映画も田舎に住んでいたので70年の「エルビス・オン・ステージ」を除いて見ていないし、CDもベスト盤しか持っていない。それでもクイーン、エルトン・ジョンに続いての音楽映画ということでYoutubeでも予告編が流れ、7月1日から始まっていたが1週間ほど遅れて映画館に向かった。どれだけの入場者がいるのか気になったが1/3位、平日ならまあまあだろうか。同じ年代の人が多く更に女性が目に付いた。159分という長い映画だったが全く尺の長さを感じさせない、速いテンポで画面が切り替わる編集も良かったし、なによりマネージャーのでっぷり太ったパーカー大佐(トム・ハンクス)ーでっぷりした身体に驚いたけれど本人はあんな肥満体ではないと思うが、特殊メイクか?(謎)・・・
悪徳マネージャーだけれどエルビスが頼らざるを得ない状況など、エルヴィスとパーカー大佐は「アマデウス」のモーツァルトとサリエリのような関係にあると思う、とはラーマン監督 。
欲を言うならもう少し音楽シーンが多ければ更に良かった。
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