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団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

寧比曽岳(大多賀ルート)を歩く

2014-03-26 | 山歩き

久し振りに寧比曽岳へ行ってきました。愛知県で2番目に高い山、といっても標高1120m。

今回は大多賀峠から真っ直ぐ頂上まで登っていくルートです。峠からは300m位の標高差を1時間かけて歩いていきます。天気は最高だけれど平日とあって駐車場には先行の方の車が1台だ

け止まっています。準備をされている様子でしたが間もなく登って行かれました。

道路下の方には大多賀の集落が望めます。

                                

登山口からゆっくりと階段を登りはじめます。この階段というのが足幅と違うので結構辛い。

頂上直下まで植林帯なので眺めは望めませんが風に揺られる木々のざわめきを聞きながら歩いていきます。暫くすると亀の甲岩があり説明板もあります。そう言われればそうかなあといっ

た感じの岩です。

                  

頂上直下の北斜面にはショウジョウバカマが沢山あるのですがまだ花の蕾は固いようです。

                 

途中で下山中の人達1組とすれ違いをして頂上に着いてみると駐車場であった先行者と家族連れ、それと頂上の辺りを刈り取っている人たちが休憩していました。今日も眺めは悪く殆ど望

めません。残念。こちらは筈ケ岳方面だったか?

                

風の当たらない南斜面に入り込んでおにぎりを食べてのんびり。幸せを感じるひと時です。

今日もアカタテハが一杯飛び回っていましたが鳥の声は今一つ。

しかし下りの途中でシジュウカラがいたので見ていたところ先の方の木立のなかに鳥が、最初はコゲラかなあと思ったのですが少し大きく頭に赤色が見えます。おっアカゲラだと思ってカメラ

も向けてみたのですが木の枝が一杯で枝にピントが合ってしまい撮れていませんでした。残念でしたがちょっとだけでも姿が見えて良かったなあと。


海上の森あるき

2014-03-20 | 山歩き

畑仕事が待っているけど晴れの日が続かないので中々はかどらない。

昨日もそんな一日。といっても家でゴロゴロしていても仕方ないので海上の森へ行ってみようということで午後から出かけてきました。「おっ家内」がスポーツジムに乗用車で行ってしまったの

で軽トラックで行くことにし海上の森センターの駐車場に着いたのは2時過ぎ、ここの駐車場は5時で閉鎖されるので長時間は歩けません。前回初めて歩いて気に入った明るい尾根道に向

けて歩きはじめます。と笹の中に小鳥が動く気配がします。双眼鏡で覗くとベニマシコらしき小鳥がいます。300mmレンズを向けたのですが暗いのでピンボケばかり

                  

その直ぐ先にはアオジ

                 

最近山歩きするときは双眼鏡を持って歩くようにしていますが視野が広いので小鳥を探すのにはとても便利です。持っているのは7×36サイズですがいたずらに倍率が高いと視野が狭くなる

のでバードウオッチングにはやはり7~8倍の物がいいようです。特に暗い木の間を探すときには裸眼で見るより明るいので威力を発揮します。

近くの木にはコゲラがぶら下がりコツコツと虫を探しています。

                

明るく気持ちの良い尾根道を歩いていくと三角点に到着。ここからは景色良く名古屋市内方面を見ることができます。汗が引いてきたので更に下り湿地のある所にいくとウグイスの声がうる

さいくらいです。花はアセビが満開ですが他はまだこれからのようでした。

               

暖かい陽だまりには蝶が飛び交っています。いずれも厳しい冬を乗り越えてきたのでしょう。羽も傷んでいます。

               ↓アカタテハ

               

               ↓ルリタテハ

               

              ↓テングチョウ

              


東海自然歩道~岩巣山

2014-02-23 | 山歩き

朝9時半過ぎに家を出て瀬戸市の岩屋堂の駐車場に着いたのは10時半前。今日は東海自然歩道のコースになっている岩巣山への山歩き。

シーズンオフの岩屋堂は静かなもの。

                 

身支度をして階段を上って鳥居を越えて少し登ったところに岩室がありここが行基に由来する天然石の祠のことで地名の岩屋堂はここからきているのでしょう。

                

20分ほど登ったところに展望台があるのですが名古屋市内方面はすっかりもやって鈴鹿や伊吹山もはっきりしません。今日の目的は岩巣山の三角点までの往復なのでそのまま少しアップ

ダウンのある尾根道を進んでいきます。この前手に入れた双眼鏡を手にして小鳥はいないかと探しながら歩いていくけれど時折メジロやゴジュウカラを見るくらいです。

コースタイムは一時間位ですがゆっくり歩いたので三角点に着く頃には昼近く、少し行ったところに景色が良く絶好の昼食場所があるのですが他のグループの方達がいたので少し戻った南

斜面に入り込んこんで昼ご飯。暫く休憩してから戻ったのですが所々に凍結した雪が残っているので油断できません。双眼鏡を付けた一脚をストック代わりにして慎重に坂道を下り、途中で

瀬戸大滝への分岐に入って更に下り鳥原川沿いに到着。瀬戸大滝といっても名前から想像するような大きな滝ではなく水量も多くはなく、高さはせいぜい10数メートルといった所か。

丁度背後から陽が差し込んでいたので虹が見えました。

               

 

山の上の方で小さな川が流れていたので丸ボケを狙って撮った1枚、

              

 


里山歩き 2

2014-02-16 | 山歩き

海上の森で撮った写真をもう少しアップしてみました。

                  

 

                 

 

                             

今日はあまり沢山の種類の鳥を見ることはできませんでしたが双眼鏡の威力を確認。今度行くときも持っていこうと思っています。

                 


道樹山~弥勒山を歩く(東海自然歩道)

2014-02-02 | 山歩き

体がなまっていたので低山ハイクに出かけてきました。家からおよそ車で1時間。春日井市の都市緑化植物園の近くにある山です。東海自然歩道のコースになっている道樹山から弥勒山ま

で。植物園の駐車場に車を止めて細野キャンプ場から登りはじめ1時間弱で道樹山の頂上まで行けます。

 登りはじめのところにいい表情をしたお地蔵さんがありました。少し登ったところにある石碑。女竜神の旗があったので何かを祭っているようです。

一汗かくと山頂。といっても眺めはないのでそのまま弥勒山に向かい、多少のアップダウンを繰り返しながら歩いていくと大谷山経由で40分ほどで山頂に到着。

ここは木の枝などが切ってあり、名古屋市内や遠くは木曾御嶽も望むことが出来ます。生憎この日は見通しが悪かったので眺めは今一つ。

おにぎりを出して昼食。食べていると結構たくさんの人が登ってきてそれぞれの場所を確保して休憩しています。

ここはヤマガラが沢山くるので手に乗る写真が撮れないかとコンビニでピーナッツを買って持ってきたのです。

おにぎりを食べてから手にピーナッツを置いてヤマガラが食べに来るのを待ちます。暫くするとピューと飛んできて豆をついばんで持っていきます。可愛いこと。

余り人を恐れていないようで静かにじっとしていると手の上に乗ってきます。ピーナッツは結構粒も大きいと思いますが平気です。後で割って食べるんでしょうか?

野生の鳥が人の手からエサを取っていくのは珍しいと思います。

安易に野生の動物の餌付けをするのは駄目かもしれませんが。

 

 

 

 


きららの森に行ってみた

2013-11-18 | 山歩き

きららの森(段戸裏山原生林)にいくのは久しぶりです。きららというのは雲母のこと。雲母が沢山あるのできららの森と呼ばれています。

 この辺では足助の香嵐渓が有名ですが今日も朝9時前にはもう渋滞。ピーク時には10km以上も渋滞するようです。

渋滞を途中からぐるりと迂回して段戸湖方面へ向って10時過ぎには駐車場へ到着。この湖(といっても大きくはない)は有料フィッシグエリアなので釣り人が沢山、もう間もなく閉鎖を迎えま

す。

                     

 

原生林の中の散策路を歩きますが残念ながら紅葉のピークは過ぎていました。ブナの大木も葉が茶色で落葉が始まっています。

少しずつ残っている赤や黄色を探しながら東海自然歩道となっている山道を歩いていきます

目の前に現れたブナに大きなコブがあり、これはまるでカエルがさかさまにしがみついているよう

                    

前に一度歩いたことのある寧比曽岳はここから片道5,6km程、行ってみるかと向かったのですが、途中で作業中通行禁止の看板が立っていたので今回は諦めることにして、いくつかルー

トの別れている道を歩いて行きます。もう鳥の声も少なくオオルリやコマドリの渡り鳥たちも南へ行ってしまったのでしょうか。

                    

 

 

 

                    

                    

 

 

 


北アルプス小池新道から鏡平小屋へ

2013-08-05 | 山歩き

不安定な天気が続いていた夏の初めもようやく高気圧が張り出しGPV気象予報をみると、しばらくは天気よさそう。ということで8/2~3鏡平に行こうと決めた後、山小屋に予約を入れ、早めの夕食を済ませて就寝し目が覚めたのは午前0時半。

支度をして1時過ぎに高速に乗り東海北陸道経由で一路新穂高温泉へ。高山を過ぎて平湯から新穂高の登山者用無料駐車場に着いたのが3時半。入口には満車の掲示。これを恐れて早く着いたのに・・・。

それでも駐車場の中に入っていくと入口のガードマンが車を見て、奥のほうに案内され仕切りのない場所になんとか停めることができました。小さな車であったことが幸いでした。後からも次々と入ってくるけれどもう入れません。第一ロープウエイ終点の鍋平駐車場に案内されています。ここへ行くと1時間余計に歩かなければいけないらしいので幸いでした。帰りにガードマンの人に聞いたらもうずーっと満車状態とのこと。

まだ明けやらぬ暗い中、沢山の人が歩いています。こっちは鏡平までなのでゆっくりしようと車の中で休憩。明るくなってから支度を終えて登山計画書を提出し新穂高を出発したのが8時。林道入り口のゲートからワサビ平までは単調な林道歩きを1時間ちょっと。

途中で笠ヶ岳への笠新道を脇に見て少し歩くとワサビ平小屋。ここでおにぎりを食べてから小池新道へ。よく整備された道を登っていくと小雨が降り出してきました。小雨とはいえ雨の中を歩くのは辛いものがあります。秩父沢で大休止。休憩していると雨も止んで陽も差してきます。

 

秩父沢について大休止、そしてまた登っていくのですが辛い。したたる汗を拭いながらイタドリが原、シシウドが原と登るにつれ、その頃には20分歩くと10分休憩する始末。すっかりバテテしまって目的地の鏡平山荘に着いたのは1時半過ぎ。出発してから6時間近くもかかってしまいました。標準コースタイムは5時間だったかな?

鏡平山荘に着くと部屋の混雑具合が気になりながらも入口近くの場所にしてもらい暫くゴロゴロ。

夕食後鏡池に行くと人がいっぱい。丁度ガスも切れて夕日に赤く染まる槍ヶ岳や穂高連峰が目の前一杯に拡がっています。正に絶景!これを見るためにみんな苦しい思いをしながらも登ってくるんですねぇ。

穂高ジャンダルム方向↓ こちらは翌朝撮った写真

暫くするとまたガスがかかってしまい、今回の目標「満天の星空を撮る」ことが危うくなってきました。山では深夜になると雲も切れて晴れる場合も多いので部屋の中で横になって時間をつぶし21時頃外に出てみると、やったー! 空が星だらけです。めちゃくちゃ綺麗な星空。夏の天の川もはっきり見えます。

さっそくカメラ一式をもって鏡池にいってみるともう一人星をとっている人がいます。聞いてみると沖縄から来られているとのことで一緒に撮り方なんかを話しながら星空を眺めて構図を変えて写真を撮っているとあっという間に0時を廻ってしまいました。明日の下山のことを考えると、少しは眠らないと危ないのでタイムラプス用の写真を撮るのは諦め、小屋に帰り少し寝ることにしました。

うとうとする間もなく4時ごろには皆起きだして準備の物音が聞こえてくる目も覚めたけれどそのまま横になって休息タイムです。双六や水晶、野口黒部五郎岳方面に多くの人が出発していくのですが2泊位は欲しいので今回はパス。地図を見ると弓折岳経由で笠ヶ岳を登り帰りは笠新道を下る手もあるので迷ったけれど・・・。なにせ3大急登といわれるこのルートを下る のは、右膝に爆弾を抱えているのでリスクが大きすぎるということで今回は同じルートで新穂高に向かいました。途中で豆が破れて痛いし、肩にザックのショルダーベルトが食い込んで痛い し・・・。さらに林道歩きの1時間の長いことといったら、新穂高に着くころにはヘロヘロ状態。

                  

 

   

           

           

今回は登って降りるだけの山登りでしたが満足できる2日間でした。13~14はペルセウス流星群を撮りに木曾御嶽に行く予定。

動画も撮ったので編集できたらyoutubeにアップする予定だが、その前に星の写真を整理しなければ。

 


海上の森を歩いてきた

2013-07-15 | 山歩き

このところの暑さでばて気味。早起きして直売所に持っていく野菜を採って、プラに入れて持っていき、帰った後はシャワーを浴びて朝ごはんを食べるとクーラーを入れて一休み、というか昼頃まで休んでしまうのが日課になってしまってダラケ気味。来週は北アルプスに行こうと思っているので、こんなことではいけないと朝から里山「海上の森」に向かいました。

行くのは半年ぶりぐらいか。森の中を色んな鳥の声をBGMにして歩いていると暑いけれど和んでくる。

                      

                     

 

                      

しばらく歩いて、いつも行く瀬戸大正池に着いてみるとハッチョウトンボやイトトンボ類、更にはヤンマなどが賑やかに飛び回っていました、

目の前に蝶が飛んできたので、写真を撮ろうとカメラを向けた途端オニヤンマがスッと飛んできてチョウをパクリ、と咥えてUターン。トンボが肉食なのは知っていたけどほんの1m位の目の前で食べるのを見るのは初めて。ヤンマなどは飛ぶスピードが速いので写真に撮るのが難しい。

                      

                         

 

                      

 

                      

 

 

 


御在所岳へ

2013-05-26 | 山歩き

久しぶりの山歩き。行先は三重県の御在所岳。

朝7時に家を出て、名二環から東名阪の四日市東ICで降り鈴鹿スカイライン入り口についたのが9時ごろ、土曜日なのでどうだろうか?案の定少ない駐車場はどこもいっぱい。路上駐車禁止の看板があちらこちらにあるけれどなんとか路肩に止めて少し歩いて中道登山道入口で登山届を出して入っていきます。花崗岩でできた山は標高1200mちょっとの山だけれど遭難が多いんですね。甘く見ちゃいけない。

登山道の一つである中道はロープウエイの架かる下の尾根を登っていくのですが、ヘタレなGは15分も歩くと息が切れてきます。それでも我慢しながら歩いていくと段々楽になり新緑の景色を楽しむことができます。ロープウエイを横に見ながら頂上付近を見ると雲の中。ここは5合目付近だったか。

 

有名なオバレ石や地蔵石。それにしてもこの絶妙なバランスといったら。

 

途中でちょっと緊張を強いられる垂直に近い岩の壁。3点支持でゆっくり降りていけば大丈夫

この時期でもうアカヤシオは終わっていて残念

イワカガミとタテヤマリンドウ

お昼前には頂上に着いたのですが雲もかかり、下界は見えず風の当たらない場所で昼ごはん。そして少し休憩した後は裏道を通って下山。

途中ロッククライミングのゲレンデ藤内岩壁に張り付くクライマーをしばらく眺めて休憩。もう少し下った所には藤内小屋があります。H20年の豪雨災害で壊滅的な被害を受けたけれど

復旧されていました。

 

崩落現場の一部はこんな感じ。

 早めに下山したあとは温泉で一汗流そうと前に行ったことのある片岡温泉(かけ流し)に行くつもりであった場所に行ったのだけれども無くなっていた。

と思ったら直ぐ近くに「アクアイグニス」というお洒落な大きな建物に変わっていました。入浴施設 宿泊施設 露天風呂付離れ」 食事処「奥田食堂」 イタリア料理店 石窯パン やイチゴ農園などがあり駐車場はいっぱいですごい人です。 お風呂はかけ流しは変わらず600円とリーズナブル。2時間ほどゆっくりし夜の四日市方面へ車を向けました。


東海自然歩道岩屋堂付近

2013-02-17 | 山歩き

浄源寺裏手の山でセリバオウレンを撮ったあともう少し先に進んで岩屋堂の駐車場に軽トラックを停めて東海自然歩道の岩巣山方面へ山歩き。岩の祠があるのでその名がついた岩屋堂は桜や夏の川遊び、そして紅葉の季節は賑わうけれど今の季節は静かなもの。渓流沿いの店はどこもシャッターを閉めており歩いている人もほとんどいない。

案内板にしたがって岩巣山の展望台に登っていくけれど結構な急坂。案内板では40分となっている坂道を一汗かいて辿り着くと展望が開けます。瀬戸市内から尾張旭市その向こうに名古屋市内から伊勢湾まで見通せるダイナミックな景色。少しばかり霞がかかっていたので眺めは今一つだった。

寒かったけれど景色もいいので風の当たらない花崗岩の上でおにぎりをたべて大休止。1時間程いたけれど誰も通らず。今回はここから瀬戸大滝方面に下ることにしてやや荒れている山道を20分程下れば岩屋堂の上流方面にでてそこから少し歩けば瀬戸大滝。                            

              

名前の程大きな滝ではなかったけれど、丁度日光を背中に受けていたので虹が架かっていた。NDフィルターを付けて白い帯のような滝にしたかったけれどちょっと水の量が少なすぎたようだ。

                

      

 


晩秋の上高地へ(河童橋~明神池)

2012-11-02 | 山歩き

 

大正池から河童橋まで3km、ゆっくり歩いても1時間ほどで到着。

バスターミナルからは5分なので橋の周辺は観光バスできたステッカーおばさん、おじさんでいっぱい。

今日は残念ながら穂高の峰々は見えなかった。西穂山荘から独慓までの稜線歩きをすると上高地が見えるので天気が良ければ奥穂、西穂も見えるのだけれども・・・

絵葉書的構図か

腹も空いたので売店の2Fでコーヒーとオムレツのモーニングを食べると体も暖かくなり明神池までの右岸道を歩くことにして出発。明神まではやはり3kmの道程なので河童橋から先は歩いて行く人も少なくなり、又静かな散策ができる。しかし猿の数の多いことといったら、何十頭という数の猿が道の周辺にたむろしている。人慣れしてしまっているので全く平気そのもの。ほんの2mの距離で大きな赤い顔の猿に顔をみられるとこちらが顔をそらしてしまう始末。猿軍団とは顔を見たり、カメラを向けたりはご法度らしいのでそのまま無視を装い通り過ぎる。結構おおきな集団だった。

明神池まで行ったあとは左岸梓川沿いの路を歩いて戻るのだけれどその頃には右足の付け根が酷く痛くなって歩くのが辛い。前から時々痛い場所。医者にも診てもらわずそのままにしている。バスターミナルに着くころは結構厳しい事態になったけれどなんとか無事到着。

上高地の梓川は周年禁漁区に指定されているので魚の天国。この辺はイワナ(ニッコウイワナ)のテリトリーだけれどレインボー(ニジマス)やブラウン(シューベルトの鱒)更にブルック(川マス)も放流され、このブルックがイワナと交雑してしまい変わった模様の魚がウヨウヨ泳いでいるけれど今回は余り見かけなかった。こんな素晴らしい景色のところでフライを飛ばしてみたいものだ。叶わぬ夢だけど。

奇跡のサンクチュアリのような一見手つかずの自然のように見えるけれど実は人間の手でズタズタになってしまっている(かも知れない)上高地の一例だ。

 

 

帰りのバスの中から中の湯付近の紅葉の様子を撮ってみた。このあたりはジャストという感じ。このあたりから梓湖あたりまで見事な紅葉が楽しめる。

今回は待望の白骨温泉「泡の湯」泊まりなので乗鞍高原経由で早めに宿に急ぐ。

 


晩秋の上高地

2012-11-01 | 山歩き

もう直ぐ上高地は冬支度に入る、バス運行も15日で終わり。

2年前の夏に行って以来の上高地行、家を3時にでて6時には沢渡駐車場着。外気温1℃、明るくなるまで車の中で待機した後7時過ぎのバスに乗ると乗客は他に3名だけ。流石に紅葉の季節も終わった上高地は静かなもの(と思ったけれど河童橋付近は観光バスできたツア―客がウヨウヨだった)。

バスを大正池で降り、誰もいない池の畔に佇むと立ち枯れの木をバックに逆さ焼岳が湖面に映っている。

初めて上高地にいったのはマイカー乗り入れ禁止のずーと前、立ち枯れの木の数も今よりずーっと沢山残っていたけれど。。。あと何年この木が残っていることができるだろうか

しばらく歩くと定番撮影地の田代池だ。いつだったか、ちょうど向かいの山から太陽が昇る時に行った時は20人ぐらいのカメラマンが三脚を置いてその瞬間を待ちかまえていたことがあった。太陽が顔を覗いた瞬間、朝陽の逆光越しに霧氷がキラキラと輝きそれはそれは美しい絵になったけれど美しい写真に撮ることができなかった悔しい思い出がある。

ここも池というより、もうすっかり埋まっておりいずれ湿原化していくのだろうか。

 

更に歩いて行くと梓川沿いのカラマツ林が黄色く色づき上高地らしい景色だ。写真を撮っていると山ガールが声をかけてきた

「きれいですねぇ」っと。そこで「写真よりはやっぱり人間の眼ですよ、けどプロは眼で見るより美しい写真にすることが出来るのです」とワケの判ったような判らないような一言を。。。。。

清冽な梓川に沿った自然探究路をもう少し歩いていくと河童橋だ。

to be continues.


御嶽 その2

2012-08-25 | 山歩き

深夜まで星を撮った後布団に入ったけど頭痛が酷く結局朝まで寝れずじまい。酸素不足のせいで軽い高山病になったのか。

横になっているうちに朝5時前になったので起きだしご来光を拝みに飛騨頂上へ

雲海の上からは八ヶ岳や北岳、そして中央アルプス宝剣の右には富士山も確認できる絶景。濃紺の空が少しずつオレンジ色に染まりそして一気に太陽の鋭い光が射しこんで朝を迎えるこの瞬間は言葉も出ない。下手なシロウト写真では万分の1も表現できない悲しさ。↓

朝ごはんを食べた後は昨日と違う経路で王滝側へ戻ることにして目の前にそびえる摩利支天まで一気に上り詰めます。

摩利支天乗越で穂高連峰のインターバル撮影を行いながら休憩。一瞬だけ槍の穂先が見えた。300mmで

 

富士山を同じ300mmで撮る。

そして賽の河原から2の池へ、ここからは巻き道をいけば短い時間で王滝へでられるのだが今回は初めてのルートお鉢めぐりへ行くことにして噴火口の上まで登っていきます。このルートは剣が峰から来たほうが下りが多いのでそれを利用する人が多いようだ。

仕方なく二の池を下に見ながらヒイヒイいいながら登るとほぼ頂上と同じ高さ。剣が峰頂上にいる人がゴマ粒位の大きさに見えます。ここからグルーっと半周のお鉢めぐり。途中で活動中の噴煙が見えます。

ざっと1時間ぐらい掛ったのかな。ようやく剣が峰頂上へ到着。

しばらく休憩したあとは駐車場のある田の原まで下り一方。

途中9合目から8合目まで後になり先になり綺麗な高山蝶(クジャクチョウ)が道案内をしてくれ午後2時過ぎには田の原着。

 

 


御嶽にのぼること

2012-08-24 | 山歩き

梅雨明けしたら行こうと決めていた御嶽山。不安定な天気が続いていたのでなかなか行けずじまいだったけどようやく今週から良くなってきたので決行。前の日に五の池小屋を予約し、家を午前3時過ぎにでて途中2回の大休止、目的地の田の原高原駐車場に着いたのは8時過ぎ。もはや別天地の気温16℃。

田の原は既に7合目なので高度2000m強、ここから王滝頂上まで標高差約1000mを登ります。車の中でおにぎりを食べて登る準備をしていざ出発。

しばらくは緩い坂を歩いて行くけれど「あかっぱげ」と呼ばれる先からは森林限界でひたすら登るだけ。噴き出す額の汗をぬぐいながら、そして頻繁に休憩を取っていけばお昼過ぎには王滝頂上だ。

 

いつもならバーナーで湯を沸かしフランスパン(今はバゲットというのかな?他にもスイーツとかジェラ-トとか、中身は違うのかも知れないけれど・・・最近嫌いな言い方だ)とサラダの昼食だけど今日は持ってこずコンビニおにぎり。しかしザックを開け探してみてもおにぎりが入っていない。しまった入れ忘れた!?仕方ないのでチョコやソーセージの行動食を食べて我慢。剣が峰にいくのは明日にして巻き道に入って1時間位歩けば小屋に着くのでゆっくりと写真を撮りながら二の池、賽の河原経由で五の池小屋へ。

天気もめちゃくちゃいいのでこの山歩きが素晴らしい。ダイナミックな景色。皆この景色を見るために苦しい登りを我慢して来るわけだ。

御嶽山塊は独立峰として頂上は4km近い広さがあり、王滝から飛騨頂上までの長いトレイルをゆっくり歩くのだけれどアップダウンもたいしてないので楽勝。

2年前に広くなった五の池小屋、木の香り漂う小屋に着いたのは2時過ぎ、荷物をおいて継子岳を往復。小屋の少し先にはコマクサの群落もあります。

「オンタデ」や「イワギキョウ」が美しい花を咲かせている。

夕食をいただいた後は直ぐ布団にもぐりこんで暗くなるのを待ちます、22時過ぎに起きて小屋の外にでると・・・あー空一面星だらけ。さすがに標高2800mの山の上だけある、そしてはっきり見える南北に横切る「天の川」

今回はこの天の川の写真を撮ることが一番の目的。重い三脚をザックくくりつけて上がったのもこの為。摩利支天山に向かって小屋の前のテラスにカメラをセット。

赤道儀代わりになるPENTAXのアストロトレーサーをカメラにセットして撮ってみる。アストロトレーサーは簡易赤道儀の代りになるものでカメラ本体に組み込まれている手振れ機能を使って最大5分の追尾撮影ができる優れモノです。去年の発売時には2ケ月待ちで手に入れたものです。

摩利支天に架かる天の川 ↓WB3000k位。周辺は少し星が流れてしまっているけれど。。。

同じ位置からソフトフィルター(ソフトンA)使用するとまた違った雰囲気。WBは太陽光 ISO1600 SS180秒

真上を撮ると↓

夜中の2時過ぎまで「TIME LAPSE」用のインターバル撮影をした後、布団にもぐり込んだけれど酸素不足のせいか頭痛が酷い。

結局眠れぬまま朝を迎えます。