遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

杉のオーラ  縄文杉を訪ねて

2008-11-11 11:48:21 | 雑感
 8月の屋久島、縄文杉を訪ねた旅行記が途中だったので、記録を載せます。ただし今の私の技術では写真が複数載せられないので、文章でご辛抱願いたい。


第二日続き

8:10 長いトロッコ道を8kmひたすら歩く。途中ヤクサルなどにも会いながら、大株歩道入り口へ着く。休憩地。水の補給、トイレを済ませる。ここの水洗トイレは自分でバケツに水を汲んで持ち込み、その水で流すやつだ。
8:20 トロッコ道と別れ、ここからは山道。といっても、熊野古道を狭くしたような良く整備された道である。木の階段などは随分手入れが良い。
8:35 翁杉。どっしりした、大杉である。
8:40 ウイルソン株 直径5mはあろうかという切り株跡。中は空洞になっており、入れる。中に祠が安置されており、脇から清水が湧き出している。見上げると、ハート型の空が見えた。ここから急な山道となり、ちょっとバテ気味である。木の階段を手を使って上る。リハビリ不足が身にこたえる。10分ほどで休憩を取り、仲間には先に行ってもらう。

9:30 ゆっくり登り、大王杉に到着。実に堂々としている。まだ木に勢いが感ぜられる。そこから5分ほどで夫婦杉。横枝を共有して繋がっている大杉だ。
もうここらあたりは、完全に「もののけ姫」の世界だ。鬱蒼とした樹林の中、苔むした木々、岩、倒木、清水が流れ、空気が生命感にあふれている。まさに気持ちが洗われるようである。
9:50 水場 仲間がここで待ってくれていた。湧き出る水がおいしいこと。ここからわれわれ(私と家内)は20分ピッチで行くことにし、縄文杉での再会を約して、仲間には再び先に行ってもらう。
10:30 水場。名古屋から来たという若者と出会う。3人組。一人は守山区です。大学一年ですという。もう一人は東京とどこか。若者らしく屈託が無い。あと2,30分だと気を取り直して、出発すると、すぐに話し声が聞こえる。5分ほどで目的の縄文杉だ。
10:35 大きな櫓が組んであるような、見学台を登ってゆくと、そこにいた!縄文杉は堂々と、けなげに、枝を張っている。巨木が我々の前にそびえていた。
なにやらその神々しさに圧倒される。オーラを発している。鹿がその前で草を食んでいた。記念撮影をし。先の若者たちのカメラのシャッターを押し、十分樹からの気をいただいて、昼食を取りに休憩所へ行く。(この見学台の上は飲食禁止。というより大勢の人が行き来をする)トロッコ道分岐からここまで約3kmである。計片道11km。
10:50 昼食 朝食と同じ、おにぎり2個とおかずであるが、ちゃんと朝飯用とは献立は変えてある。なんとなく、商売だからとか、おざなりだというのでなく、一生懸命作ってくれているなあ、という感じが伝わり嬉しい。
仲間と一緒に昼食をとり、ここで登山組と別れる。彼らはここから宮之浦岳をめざし、1時間30分程先の新高塚小屋へ向け出発。
11:20 我々は再び来た道を引き返す。ガイドに引率されたパーテイと続々とすれちがう。11:40 水場休憩 スティックを置き忘れる。長年使ってきたやつだがお別れである。夫婦杉~大王杉のあたりにヤクシカがいるが人を気にする風が少ない。12:50ウイルソン株。中休止。1:25大株歩道入り口。ここから長いトロッコ道だ。切り株跡に新しい杉が生えている。人工的に接木をしたものではないので、自然に生えてきたのだろう。森の再生力に驚かされる。
ひたすらトロッコ道を歩く。
3:10小杉谷集落跡 1970年まで杉の伐採をやっていたらしい。記念碑がたって
いる。後45分と先を楽しみに最後の工程を歩く。冷たいビールまでもう少し。
3:58分荒川入り口に到着。
4:00発のシャトルバスにぎりぎりセーフ。5:15分ひまわり(民宿)着。すぐ風呂に入り、待望の冷たいビールをググッとやる。このうまさは何物にも替えがたい。プハー!
本日は、家内の誕生日。鯛の尾頭付で祝う。長い一日だった。


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1 コメント

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ご無沙汰です (仲村あきら)
2008-11-15 21:15:41
ペンネームで失礼します。

本当にお元気で感服しております。
奥さまのマッサージですか。
凄いことです。

相変わらず愛知県に踏みとどまっており、ようやくなんとかなりそうです。
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