遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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信濃の春

2012-04-30 07:20:47 | 雑感

提灯も風情がある

境内の桜 空気が澄んでいるせいか花も綺麗だ

神社も山門というのだろうか、覆い被さるように咲いていた

枝が低く地に這うようだ

三河ではすでに葉桜になって春の盛りを過ぎているが、信州諏訪では今が桜の真っ盛り。
茅野・粟澤神社では春祭りのぼんぼりが飾られ、満開の桜が重そうに豊満な花をつけた枝が低く地上に伸びていた。
花曇りの空の下、子供連れの家族がのんびり遊び、社務所では祭りの片付けの後か、6,7人の男たちが酒盛りをしていた。

ここらあたりは、花は一斉に咲く。レンギョウ、花桃、木蓮、こぶし、水仙、芝桜、などなど。黄色、赤、白、ピンク、紫、と賑やかだ。
途中の民家の前で、小学校低学年と思しき女の子が、掃き掃除をしていた。感心だなあと思いながらとおり過ぎると「おはようございます」と挨拶された。
とても気持ちが良い。

神社から標高差にして100mも下がらないところにある運動公園にも立ち寄ってみた。
ここでは満開を過ぎ、一面の花吹雪だ。豪華絢爛、確かに行く春のはかなさを感じる。ふと母が亡くなる直前、車椅子を押して近くの公園へ連れ出した折、「桜はあと何回見れるかなあ、これが最期かなあ」とつぶやいたのを思い出す。
ハラハラと散る花びらを浴びると、その時の心情がわかる気持ちがした。

花見の人もでていたが、うかれ騒いでいる団体はいない。酒もBBQもやっているがなんとなく穏やかに楽しんでいる。土地柄だろうか。

花びらの絨毯の中の宴

桜の林が続く

気に枝の向こうには芝桜が

時計台と桜の林

濃いピンクの枝
花びらの絨毯



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