提灯も風情がある
境内の桜 空気が澄んでいるせいか花も綺麗だ
神社も山門というのだろうか、覆い被さるように咲いていた
枝が低く地に這うようだ
三河ではすでに葉桜になって春の盛りを過ぎているが、信州諏訪では今が桜の真っ盛り。
茅野・粟澤神社では春祭りのぼんぼりが飾られ、満開の桜が重そうに豊満な花をつけた枝が低く地上に伸びていた。
花曇りの空の下、子供連れの家族がのんびり遊び、社務所では祭りの片付けの後か、6,7人の男たちが酒盛りをしていた。
ここらあたりは、花は一斉に咲く。レンギョウ、花桃、木蓮、こぶし、水仙、芝桜、などなど。黄色、赤、白、ピンク、紫、と賑やかだ。
途中の民家の前で、小学校低学年と思しき女の子が、掃き掃除をしていた。感心だなあと思いながらとおり過ぎると「おはようございます」と挨拶された。
とても気持ちが良い。
神社から標高差にして100mも下がらないところにある運動公園にも立ち寄ってみた。
ここでは満開を過ぎ、一面の花吹雪だ。豪華絢爛、確かに行く春のはかなさを感じる。ふと母が亡くなる直前、車椅子を押して近くの公園へ連れ出した折、「桜はあと何回見れるかなあ、これが最期かなあ」とつぶやいたのを思い出す。
ハラハラと散る花びらを浴びると、その時の心情がわかる気持ちがした。
花見の人もでていたが、うかれ騒いでいる団体はいない。酒もBBQもやっているがなんとなく穏やかに楽しんでいる。土地柄だろうか。
花びらの絨毯の中の宴
桜の林が続く
気に枝の向こうには芝桜が
時計台と桜の林
濃いピンクの枝
花びらの絨毯
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