遅いことは猫でもやる

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北スペイン・ポルトガルの旅 概況

2014-07-02 13:52:04 | 行ってきました
フリーウエイ沿いに建つ牛の看板 観光に生きるスペインを象徴している

 ブルゴスの大聖堂

 キリストを模したパフォーマンス(聖堂前)

今度の北スペインの旅は5泊6日、バルセロナに2泊、ポルトガルは6泊2、の15泊16日
であった。

それぞれの地で色々なことに出会い様々な見聞をしたのだが、現地の空気を吸って感じたのは漠然と描いていた印象を、多少修正せねばという思いである。

まずはEUの中で経済危機だと言われているスペイン。総括的に言えるのはそんな危機感は殆ど感じられなかった。農業国で農作物・畜産物は豊富に出回り、人々は豊かな酒と食事を楽しみ、芸術を生活の中に取り入れ、マイペースで生活をしていた。

以前マドリッドから南に仲間と旅したとき、観光に生きる国だなとつくづく感じたが、今度の北スペインではむしろ宗教に生きる国かと思うくらいの地域だった。

対してポルトガルはいかにも老大国という風情で、スペインより貧しく、町はゴミに汚れ、全盛期の大航海時代の栄光にすがって生きているという状況であった。バロック様式の飾りの多い装飾に彩られた教会、修道院などはそれを色濃く反映しているが、ここも貧富の差は激しい。

折しもサッカーワールドカップでスペイン、ポルトガル両国は予選リーグで敗退した。日本と同様悲哀をあじわっているだろうが、過去の栄光があるだけにショックは大きいだろう。あれだけのタレントを揃えた両国がよもやの敗戦である。リスボンではちょうどポルトガル戦の当日だった。大敗したので街は実に静かだった。

それはそれとして、いよいよ始まった決勝トーナメントは連日好試合が続く。おかげですっかり寝不足である。このブログもとぎれとぎれになるがお許し願いたい。

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